| Project/Area Number |
23K09885
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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| Research Institution | Osaka Metropolitan University |
Principal Investigator |
佐藤 淑子 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 教授 (40249090)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
平尾 百合子 山梨県立大学, 看護学部, 教授 (50300421)
邊木園 幸 宮崎県立看護大学, 看護学部, 准教授 (80405604)
喜田 雅彦 大阪公立大学, 大学院看護学研究科, 助教 (10844227)
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| Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2026: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2025: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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| Keywords | 感染対策 / 診療所 / 外来感染対策向上加算 / 地域連携 / 診療報酬 |
| Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、令和4年度診療報酬改定によって新設された「外来感染対策向上加算」に伴う診療所からみた感染対策に係る新しい地域連携のあり方を検討することである。診療所の感染対策上の課題を解決するためには、同じ地域の中で感染対策の情報提供や教育・指導・相談が可能な感染対策の専門家がいる病院との積極的な関係構築やシステム作りが必要である。しかし、診療所が外来加算を取得しようとしても19項目の施設基準を満たすことは困難であることから、診療所の特殊性をふまえ、診療所の側からみた新しい地域連携の在り方を検討することが最重要の課題である。
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| Outline of Annual Research Achievements |
加算取得状況についての調査の結果、6月時点の加算1の施設数は前年から20増の1,300であるのに対し、外来加算は1,962増の19,219であった。これらの施設数を都道府県内の病院数・診療所数で除した取得率は、両方25%以上の県がある一方で10%以下の県もあり、地域差が明らかとなった。本調査の結果については論文投稿済みである(リポジトリで公開)。 上述の現状を踏まえ今年度は診療所を対象とした横断調査を実施した。全国から、加算1施設が少なく、かつ外来加算の施設数÷加算1施設数が大きい3県の一般診療所の院長宛に研究協力の意向調査を実施し51施設から協力を得た。診療所の感染管理担当者への質問紙調査を実施し49件から返信があり、同意欄にチェックのある47件(有効回答率92.2%)を分析した。加算取得あり32件(68.1%)の約60%が令和4年度に取得し、53.1%は発熱患者対応加算も取得していたが、連携強化加算(21.9%)や抗菌薬適正使用体制加算(15.6%)、サーベイランス強化加算(0%)は低い取得率であった。その他の項目の加算あり・加算なしの回答率は以下の通りであった。感染対策マニュアル93.8%・40.0%、職員研修78.1%・40.0%、加算1との連携87.5%・6.7%、医師会との連携71.9%・46.7%、カンファレンスへの参加93.8%・20.0%、新興感染症訓練の参加78.1%・13.3%、院内ランド実施46.9%・26.7%(以下省略) 研究分担者らが実施した調査(採血時、血液・体液曝露の予測時、感染症疑い患者対応時における診療所看護師の感染予防行動への影響要因に関する調査)については、診療報酬改定を経た現状を踏まえた視点から分析・考察を深め、論文投稿に向けて準備しているところである。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究は、診療所の特殊性をふまえ、診療所の側からみた感染対策に係わる新しい地域連携の在り方を検討することを目的としている。研究計画の段階で予測したように、診療所の多くは外来感染対策向上加算を取得することが困難な状況にあることが明らかになっただけでなく、加算を取得した診療所であっても加算の算定に必要な施設基準を満たすことが出来ていない現状が明らかになった。今後は、診療所の立場にたった感染対策の地域連携のあり方について、研究分担者および専門家との協議を重ね、明確化していく。
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| Strategy for Future Research Activity |
今年度に実施した診療所の感染管理担当者への質問紙調査の結果分析を進め、外来感染対策向上加算を算定できている診療所および算定できていない診療所において、それぞれ問題となっている感染対策の具体的内容について整理する。その結果を踏まえ、診療所と感染対策向上加算1を算定している医療機関をはじめとした地域の病院および医師会との連携のあり方について、感染症専門医および感染症看護専門看護師、感染管理認定看護師などに意見を聴く機会を設ける。また、研究分担者と随時、オンライン会議を実施して、研究目的の達成に向けて協議を重ねる。
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