Project/Area Number |
23K09931
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
板東 孝枝 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 准教授 (00437633)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
雄西 智恵美 大阪歯科大学, 歯学部, 特任教授 (00134354)
近藤 和也 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (10263815)
藤谷 順三 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 特任准教授 (70258565)
西良 浩一 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (10304528)
今井 芳枝 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 教授 (10423419)
高橋 亜希 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 助教 (70799874)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2028-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2027: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 肺がん患者 / がん手術療法 / がんリハビリテーション / Hope / ピラティス / 看護プログラム |
Outline of Research at the Start |
近年がん患者への補完代替医療(CAM)として注目されているContrology(以下:ピラティス)は体・心・精神の完全な調和を目指す運動療法で,身体・心理面でのQOL改善に有効であることから,Hopeの促進が期待できる.本研究では,治療・療養過程にある患者の自助努力を促進し,身心の調和および早期社会復帰を目指す【ピラティスを基盤とした肺がんリハビリテーションHope促進看護プログラムの開発】を目的とする.
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Outline of Annual Research Achievements |
がんリスクを減らす健康習慣の1つに身体活動があり,近年海外では医療におけるがん患者への補完代替医療(CAM)としてピラティスが注目されているが、日本においては、がんリハビリテーション視点からの研究は少なく、がんリハビリテーションの手法の1つとしてピラティスに注目した研究はほとんどない。今年度は,医学中央雑誌,PubMed,J-stageを中心に,肺がん患者を対象とした運動療養、がんリハビリテーションに関して文献検討を行った。また同時に海外で実施されているがん患者に対するピラティスの有効性に関する文献検討を行い、エビデンスの水準を検討した。また日本肺癌学会学術集会や日本がん看護学会等の学術集会に参加し、日本における肺がん治療や看護、がんリハビリテーション、運動療法に関する研究の動向や情報収集を行った。現在時点では、国内では肺がん患者のがんリハビリテーションの視点からの先行研究はほとんどみられず,介入方法としてのピラティスに注目した研究は見当たらない。現在肺がん手術治療後の患者が身体的不快症状を抱えながら日常生活を拡大していくうえで実践したことや工夫した内容に関する研究計画に関して、現在研究者間で、研究方法について検討中である。研究方法の検討が完了後、倫理審査委員会へ作成した資料を提出し研究を開始する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
がん患者に対するがんリハビリテーションに関する看護研究やピラティスに関する研究の動向について明確になっており、現在介入方法としてのピラティスの内容について検討するための情報収集を行い、研究者間で検討中である。現在、肺がん手術治療後の患者が身体的不快症状を抱えながら日常生活を拡大していくうえで実践したことや工夫した内容に関する研究計画についても順調に進行している。
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Strategy for Future Research Activity |
今年度は、倫理審査委員会の承認後、肺がん手術療法後の患者の回復や日常生活の拡大に向けた自助努力をさらに可視化し,汎用性の高い看護プログラム構築のための質的研究を実施する予定である。本研究は、肺がん患者の心的エネルギーであるHopeを核としているため、常に肺がん患者のHopeや回復力等の心的エネルギーに関する研究の動向や新知見に関する情報収集を行い、Hopeの影響要因を検討する予定である。現在の問題点としては、がんリハビリテーションの手法としてピラティスを導入する際に、継続することの難しさが明らかになってきているため、看護プログラム試案の作成・介入方法の決定介入方法の決定の際にも、継続性を考慮し、十分検討して行く予定である。
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