Project/Area Number |
23K09933
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Aichi Prefectural University |
Principal Investigator |
兒玉 善明 愛知県立大学, 看護学部, 助教 (10909708)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山田 浩雅 愛知県立大学, 看護学部, 教授 (60285236)
加藤 宏公 愛知県立大学, 看護学部, 講師 (00825531)
中井 理賀 愛知県立大学, 看護学部, 助教 (10863813)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 刑事精神鑑定 / 司法精神看護 / 看護実践 / 看護役割 / 看護者支援 / 実態調査 |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、刑事精神鑑定に関わる看護職者の看護実践の現状を全国的な実態調査により明らかにすることである。また、刑事精神鑑定入院に関わる看護職者を対象にインタビュー調査を実施し、刑事精神鑑定入院対象者に関わる看護職者の看護実践における課題や、看護職者が求める支援を明確にすることである。 本研究は国内外の文献を対象とする文献検討、刑事精神鑑定入院対象者に関わる看護職者の看護実践の現状についての全国的調査、刑事精神鑑定入院対象者への看護職者の看護実践における課題と求める支援に関する面接調査によって構成し、刑事精神鑑定入院対象者に関わる看護職者への具体的な支援のニーズを明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は刑事精神鑑定に関わる看護職者の体験を全国的な実態調査により明らかにすること、そして、それらの結果を元に質的なインタビュー調査によって看護職者の求める支援や課題を明確にすることである。そのために、研究AからCの3段階で構成している。研究の3段階の概要は以下である。 研究A:刑事精神鑑定入院に関わる看護職者の看護実践の現状に関する質問紙の原案作成。研究B:刑事精神鑑定入院に関わる看護職者の看護実践の現状を全国的な実態調査により明らかにする。研究C:全国的な実態調査を踏まえた、個別的な面接調査により刑事精神鑑定入院対象者に関わる看護職者の看護実践における課題や求める支援について明らかにする。 令和5年度は研究Aを実施する予定としていた。研究Aでは今までの申請者の研究成果に加えて、国内外の司法精神看護師・矯正看護師の役割や体験、刑事精神鑑定に関する医師・精神保健福祉士・臨床心理技術者等の研究について文献検討し、質問紙の原案を作成することである。本年度は、文献検索・収集までは行ったものの、研究分担者との文献のスクリーニング及びクリティークに十分に時間を確保することができず、未だ不十分な状態である。そのため、令和6年度では引き続き研究Aを実施し、質問紙の原案を作成する。その上で、研究Bに移行し、全国調査を行うために倫理審査委員会への研究許可の審査をうけ、予備調査を実施できるよう研究分担者と協働していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
令和5年度の計画としては国内外の司法精神看護師・矯正看護師の役割や体験、刑事精神鑑定に関する医師・精神保健福祉士・臨床心理技術者等の研究について文献検討し、司法精神看護・矯正看護領域で明らかにされている看護師だけでなく、医師や他職種の役割等について明らかにすることで看護師が刑事精神鑑定において実践している可能性がある項目を特定し、それらを元に質問紙を作成することであった。 令和5年度の計画を実践するにあたり、代表者の前科研「刑事精神鑑定入院を受け入れる病棟看護管理者の看護管理上の困難(課題番号:21K21144)」の分析・まとめに時間を要したこと、COVID-19の感染症法分類が5類へ変更したことによる実習指導業務の調整などに時間を要した。また、研究者の家族が一時的に付き添いなどの支援を要する状況になった。そのため、研究に対して時間を割くことが困難となり、文献検索・収集は実施したものの研究分担者とのスクリーニング・クリティークに十分な時間が確保できなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度では、研究分担者と文献のスクリーニング及びクリティークを進め、看護師が刑事精神鑑定において実践している可能性がある項目を特定し、それらを元に質問紙を作成する。さらに、研究Bに移行し、学内の研究倫理審査を申請し、予備調査を実施し、質問紙の修正を行い、本調査を開始することを目標とする。
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