Project/Area Number |
23K10052
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
藤本 浩一 兵庫医科大学, 看護学部, 教授 (20467666)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
堀口 和子 兵庫医科大学, 看護学部, 教授 (30379953)
石田 絵美子 兵庫医科大学, 看護学部, 准教授 (50759058)
橋本 健志 神戸大学, 保健学研究科, 教授 (60294229)
向畑 毅 兵庫医科大学, 看護学部, 講師 (90784447)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2026: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2023: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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Keywords | 精神科訪問看護 / 暴力 / 予防 / 介入研究 |
Outline of Research at the Start |
精神科訪問看護に従事する専門職者が個人レベルで実施する暴力予防策、訪問看護事業所が組織レベルで実施する暴力予防策を推進するプログラムについて、これまでの研究成果に文献等のレビュー、暴力予防策を実施している専門職者/訪問看護事業所へのインタビュー結果を加えて構築を図る。構築したβ版の教育/支援プログラムでプレテスト等を実施し、その評価からプログラムを修正する。本試験に参加する専門職者、訪問看護事業所をリクルートし、教育/支援プログラムを実施する。実施後12か月程度をフォローアップし、暴力予防策の実施状況、専門職者の暴力曝露の状況など、主指標となるデータの変化からプログラムの効果を検証する。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度は、まず個人的/組織的な暴力予防策、介入プログラムに関する文献検討を実施した。具体的にはMEDLINE, CINAHL, PsycINFO, 医中誌Web等のデータベースを用いて、検索式を検討・構築し、文献検索を実施した。5000件弱の検索結果のうち、①研究デザイン:ランダム化比較試験あるいは前後比較試験である研究、②研究対象者:精神科や訪問看護に従事する専門職者に限定せず、看護師や助産師、医師、歯科医師、医療技術者(理学療法士や作業療法士、歯科衛生士など)、医療事務職者などを含めて広く医療に従事する者を研究対象者とした研究、③介入:患者や患者家族等からの身体的/言語的攻撃を防ぎ、最小限におさえるための教育や訓練を実施した研究、④評価:研究対象者に対する攻撃的エピソードの回数とその変化を評価指標に含む研究を抽出したところ、約40件が文献レビューに含める条件を備えていると考えられ、その精読を進めている。 その他にも職能団体からリリースされている暴力対策ガイドライン(日本看護協会やWorksafe Australia, Canadian Centre for Occupational Health and Safetyなど)の検索を実施した。 また、熟練した訪問看護師が実践している暴力予防策のインタビューならびに暴力予防策を構築・実施できている訪問看護事業所管理者へのインタビューについては、上記の文献レビューの結果を反映しながら、インタビュー調査の実施にむけて研究倫理審査書類の作成を進めている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
所属機関における教育や業務等にエフォートを要し、研究への取り組みに影響(遅れ)が生じている。2023年度は研究へのエフォートを確保できたほうであるが、文献レビューに時間を要し、2023年度中に実施予定であったインタビュー調査の実施までには至れなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き文献レビューを進めるとともに、インタビュー調査の実施にむけて準備を進める。そのために研究に取り組めるエフォートの確保に尽力する。
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