Project/Area Number |
23K11282
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 61060:Kansei informatics-related
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Research Institution | University of Toyama |
Principal Investigator |
参沢 匡将 富山大学, 学術研究部工学系, 准教授 (90398991)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,810,000 (Direct Cost: ¥3,700,000、Indirect Cost: ¥1,110,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
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Keywords | 脳機能計測 / 人工知能 |
Outline of Research at the Start |
本研究では,「人工知能の創造的活動に潜在的意識である脳活動の利用は有効であるか?」という問いを,脳活動を利用したデザイン画像生成支援システムを構築することで解決する. 近年,人工知能による画像生成に関する研究が活発に行われており,人工知能による創造的活動が実現しつつある.また,非侵襲的脳機能計測技術により,人間の脳機能の解明が進んでいる.今後,飛躍的に人工知能による創造的活動を向上させるためには,潜在的意識である脳活動の利用は重要であると考えられる.そこで,本研究では,創造性に関する脳機能を解明し,脳活動を利用した潜在的意識駆動型画像生成モデルを構築し,検証する.
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Outline of Annual Research Achievements |
本申請課題では,「人工知能の創造的活動に潜在的意識である脳活動の利用は有効であるか?」という問いを,脳活動を利用したデザイン画像生成支援システムを構築することで解決することを目的としている.創造的な活動を支援するために,創造性に関する脳機能計測を行う必要があるが,そのためには,創造性を計測するためのデータベースが必要である.そこで,本年度は,Sugarscape型ライフゲームを用いて抽象的なデザイン画像を作成し,創造性を計測するためのデザイン画像データベースの構築を行った.実験を行うにあたり,人を対象とした医療を目的としない倫理審査委員会に実験計画等を提出し,承認を得た.実験の概要は,以下の通りである.最初に初期パターンやパラメータを変えてSugarscape型ライフゲームにより400枚程度のデザイン画像を生成した.次に,「デザイン作成の参考になるか?(5段階)」,「デザインの種類(5種類)」に関する主観評価実験を被験者10名に対して行った.実験結果に基づき,脳機能計測を行うためのデータベースの構築を行った.具体的には,デザイン作成の参考になるかの項目を用いて,できる限り均等になるようにデザイン画像を選出した.また,今後は主観評価実験結果に関する詳細な分析を行っていく予定である.さらに,構築したデータベースを用いて脳機能計測実験を行うためにリアルタイムに脳活動を取得するシステムの構築に取り掛かった.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初予定していた創造性を計測するためのデザイン画像データベースを構築することができたが,主観評価実験に関する詳細な分析まで行えなかったため.
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Strategy for Future Research Activity |
本年度作成したデータベースを用いた創造性に関する脳機能計測を行うためのシステム開発を行い,実験を行い,創造的な画像を生成するための解析を行う予定である.また,本年度行った主観評価実験に関する詳細な分析も同時に行う予定である.
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