Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
老化は骨粗鬆症発症の重要な危険因子であるが、老化に伴い生体内では様々な生理反応が変化していくことが知られており、予防法の開発は困難である。一方、骨粗鬆症は炎症反応に随伴することも知られており、関節リウマチなどの炎症性疾患との関連も知られている。関節リウマチでは炎症随伴性破骨細胞が出現し、通常の破骨細胞よりも強く骨を吸収することが知られている。申請者は加齢とともに、炎症随伴性破骨細胞が出現していることを見出しており、その誘導原因を明らかにすることで、加齢性骨粗鬆症の発症機構の解明を目指す。