Project/Area Number |
23K14838
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 52040:Radiological sciences-related
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
川口 弘毅 神戸大学, 医学研究科, 医学研究員 (60781820)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 前立腺癌 / 新型コロナウイルス感染症 |
Outline of Research at the Start |
新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの発生は、放射線治療期間中の発症と隔離による照射休止が患者の転帰直結する。これに対して本来の治療にさらなる線量増加をはかることことの妥当性・安全性を臨床・基礎の両面から検討する。今回は症例の多い前立腺癌を対象疾患とする。臨床的なアプローチとしては前立腺癌の根治症例における照射休止例やその対処方法について実態調査を行い急性期有害事象などの検討を行う。また基礎実験としてはヒト由来前立腺癌担癌マウスモデルを作製して照射の休止と線量増加による治療効果、有害事象の変化を検討し、解決手段としての妥当性を探る。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年8月に日本放射線腫瘍学機構(JROSG)の部位別委員会ミーティングが開催され、本研究の概要を提案し、JROSGを通じた、新型コロナウイルス罹患によって休止を余儀なくされた症例の状況に関する探索に関して議論を行った。当初前立腺癌を中心に、悪性リンパ腫や早期食道癌等も対象に含めることを検討していたが、前立腺癌と、それ以外に関して必要とする線量が異なることから、問題となる課題にも差異があり、対象疾患としては限定的とならざるを得ない点、また症例抽出の手法についても系統的な探索が困難であることから、組織を通じた調査を立案することが困難であることが考えられた。このことからまずは代表研究者が所属する神戸大学病院を中心とした関連病院に関して、前立腺癌症例について調査を行ったうえで、フォローアップの状況を観察することとした。関連病院において該当する症例については経過観察が継続されている。 また基礎研究に関しては、まずマウスにヒト前立腺癌細胞を埋植する方法を用いてモデルを作製することを予定している。手法としてはすでに膵癌細胞・大腸癌細胞を用いてマウスの腹腔内に埋植させることによって生着させることを試験的に実施しており、これをもとに次年度より具体的な計画立案を実施のうえ、実験を進めていく予定としている。また、並行してX線照射について、当院所属研究者の指導・助言を受けたうえで手技の確立に努め、本研究での手法を検討していく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス罹患によって休止を余儀なくされた症例の状況の調査に関し、前述の変更の必要が生じたため。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス罹患によって休止を余儀なくされた症例に関する臨床面での観察の継続。また並行して、基礎研究に関して次年度より立案および実験を手法の確立とともに、具体的に進めていく。
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