新型コロナウイルス感染症の長期的健康影響の解明:前向きコホート研究
Project/Area Number |
23K16347
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58030:Hygiene and public health-related: excluding laboratory approach
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
木村 尚史 北海道大学, 医学研究院, 助教 (20775613)
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Project Period (FY) |
2023-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 新型コロナウイルス感染症 / COVID-19 / コホート研究 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、2021年に実施したwebアンケート調査で回答が得られている札幌市在住の新型コロナウイルス感染症回復者・非感染者それぞれ約4000人に対し、2023年から3年間、年1回の頻度で新規疾患の発症についてwebアンケート調査を行う。非感染者と比較した新型コロナウイルス感染症回復者における、糖尿病やがん、循環器疾患などの新規発症頻度、ならびに新規発症と新型コロナウイルス感染症感染時の重症度や罹患後症状、ワクチン接種の状況との関連を明らかにすることで、日本人における新型コロナウイルス感染症に対する予防の意識を再度高め、新たな感染者に対しては自身の健康維持への情報提供となることが期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
【研究の目的】 本研究は2021年度に応募者が実施した新型コロナウイルス感染症からの回復者と、感染した記録のない一般住民から性年齢階層別にランダムで抽出した非感染者を対象とした新型コロナウイルス感染症の罹患後症状に関する大規模な横断研究を基礎としている。 本研究では、新型コロナウイルス感染症罹患後の新規疾患の発症の実態を調査し、糖尿病やがん、循環器疾患などの新規発症が増えるか、また新型コロナウイルス感染症感染時の感染株、重症度や罹患後症状が発症のリスク因子となるのかを分析することで、新型コロナウイルス感染症の長期的な健康影響を明らかにすることを目的としている。 【今年度の実績】 2023年度は、2021年度に実施したweb調査の回答者(7,969人)と2022年度に実施したweb調査の回答者(2,413人)に対し、2024年2月よりWEBアンケート調査を実施した。主な調査項目はがん・循環器疾患・糖尿病など新たに発症した疾患の種類とした。副次的な調査項目として新型コロナウイルス感染症の感染状況、ワクチン接種歴、各種罹患後症状の有無と継続期間、主観的健康感、抑うつ、QOL、PTSD、慢性疲労症候群に関するスケールを用いた。また社会経済的要因として教育歴、主観的経済状況、世帯収入、職業などを調査項目とした。 その結果3,390人から回答を得た(回答率:32.7%、2024年3月31日時点)。本年度分の回答データおよび2021年度、2022年度に収集したデータを結合し、解析用データベースを作成した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年度は10,382人に対し調査を実施し3,390人から回答があった(回答率32.7%)。2021年度、2022年度に実施した調査のデータと結合し、解析用データベースを作成した。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、作成した解析用データベースを用い、解析を開始する。また、2024年度、2025年度にさらなる追跡調査を実施する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)