Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
肺癌はその死亡数にて日本人男性では第一位、女性では第二位の癌死亡原因となっている。我々の研究にて、癌細胞においては、癌抗原を免疫細胞に提示して免疫系に癌細胞の存在を知らしめる装置MHC クラスIの制御因子が抑制されているために、癌細胞は免疫系から逃避し、増殖を続けることが可能であることがわかった。そこで、MHC クラスIの制御因子を選択的に癌細胞にて活性化する技術を開発する。この技術は肺癌はもちろんの事、他の癌でも治療に役に立つ可能性がある。