Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
日本の事業場において疾病を抱えた労働者の治療と仕事の両立は重要な課題である。しかし、両立支援の取組状況は企業により異なり、有効な理論は未確立で連携方法は属人化している。本研究では形式知として「労働者の治療と仕事の両立支援に向けた産業看護職のための多職種連携モデル(TKモデル)」を開発することを目的とする。研究方法は大きく3段階に分けて実施する。第1段階ではWalker & Avantの概念分析にてTKモデルの草案を作成する。第2段階ではエキスパート産業看護職に向けてインタビューし草案の表面妥当性を実証する。第3段階では全国産業看護職に向けて修正デルファイ調査を実施し、TKモデルを確定する。