労働者の治療と仕事の両立支援に向けた産業看護職のための多職種連携モデルの開発
Project/Area Number |
23K19824
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
0908:Society medicine, nursing, and related fields
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Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
小林 后 北海道大学, 保健科学研究院, 助教 (20983761)
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Project Period (FY) |
2023-08-31 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 多職種連携 / 産業保健 / 産業看護 / 概念分析 / 両立支援 / 修正デルファイ法 |
Outline of Research at the Start |
日本の事業場において疾病を抱えた労働者の治療と仕事の両立は重要な課題である。しかし、両立支援の取組状況は企業により異なり、有効な理論は未確立で連携方法は属人化している。本研究では形式知として「労働者の治療と仕事の両立支援に向けた産業看護職のための多職種連携モデル(TKモデル)」を開発することを目的とする。研究方法は大きく3段階に分けて実施する。第1段階ではWalker & Avantの概念分析にてTKモデルの草案を作成する。第2段階ではエキスパート産業看護職に向けてインタビューし草案の表面妥当性を実証する。第3段階では全国産業看護職に向けて修正デルファイ調査を実施し、TKモデルを確定する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では「労働者の治療と仕事の両立支援に向けた産業看護職のための多職種連携モデル」(Teamwork model for occupational health nurses 以下TKモデルとする)を開発することを目的としている。研究方法は大きく3段階に分けて実施する計画である。まず 第1段階では、Walker & Avantの概念分析にてTKモデルの草案を作成する。次に 第2段階では、エキスパート産業保健看護職に向けてインタビューし草案の表面妥当性を実証する。さらに第3段階では、全国産業看護職に向けて修正デルファイ調査を実施し、TKモデルを確定する。
2023年度は、研究第1段階の概念分析を終えTKモデルの草案を作成した。また、概念分析結果については、学術誌に投稿中である。同時に、第2段階開始にあたり倫理審査会から承認を得て、ネットワークサンプリングにてインタビューを開始した段階である。 第1段階の概念分析の結果から、産業保健看護職における多職種連携とは、「産業保健看護職が個人、組織、および関係機関を統括マネジメントしていくプロセスである」ことを見出した。また、「産業看護過程を通して個人と組織の健康状態を評価し、多職種連携が必要かどうかを判断する。社会の動向や組織の健康文化によって、連携の質及び連携によって得られる結果は左右される。産業保健看護職がさまざまな関係者と連携することで、働きやすい職場となり、労働者の生産性や効率は高まり、健康と安全の確保に貢献している」と定義し、TKモデルの草案を作成した。草案をもとに、第2段階で活用するインタビューガイドを作成した。TKモデル草案を実証するため、第2段階の有識者インタビュー開始にあたり、倫理審査会から承認を得て、ネットワークサンプリングにてインタビューを開始した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
概念分析結果を導きだすことに時間を要したことや、ネットワークサンプリングにおける対象者の選定に時間を要しているため。
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Strategy for Future Research Activity |
第2段階のインタビューを終え、TKモデル草案の表面妥当性を実証し、第3段階の修正デルファイ法を実施する予定である。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)