Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
申請者は、一過性運動によって骨格筋で上昇するレナラーゼという分泌因子に着目した。レナラーゼの生理作用は、細胞受容体を介する細胞保護作用と、カテコールアミン分解作用が報告されている。骨格筋でのレナラーゼの作用を解明するために、骨格筋特異的にレナラーゼが欠損したマウスを作出した。このマウスの表現型を検討することで、骨格筋レナラーゼの作用を解明する。レナラーゼの作用機序解明のために骨格筋の遺伝子発現を網羅的に解析し、先の2つの生理効果のシグナル経路の解明を目指す。