Project/Area Number |
23K20465
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Project/Area Number (Other) |
21H00529 (2021-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2021-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 02070:Japanese linguistics-related
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Research Institution | The Paleological Association of Japan, Inc. (2024) Kyoto Prefectural University (2021-2023) |
Principal Investigator |
藤本 灯 公益財団法人古代学協会, その他部局等, 客員研究員 (20733017)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中野 直樹 常葉大学短期大学部, 日本語日本文学科, 講師 (00828650)
劉 冠偉 京都大学, 人文科学研究所, 助教 (70910917)
本庄 総子 京都大学, 文学研究科, 准教授 (40823696)
李 媛 京都大学, 人文科学研究所, 助教 (90803388)
小林 雄一 京都先端科学大学, 全学共通教育機構, 講師 (00964553)
久保 柾子 総合研究大学院大学, 先端学術院, 学生 (80997495)
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Project Period (FY) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,160,000 (Direct Cost: ¥13,200,000、Indirect Cost: ¥3,960,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2023: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2022: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2021: ¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
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Keywords | 古辞書 / 国語辞書 / データベース / 色葉字類抄 / 落葉集 / 文明本節用集 / 増続大広益会玉篇大全 / 倭訓栞 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、本邦の国語辞書の祖である『色葉字類抄』を軸とした古辞書の研究である。『色葉字類抄』を日本の語彙史・辞書史に位置づけるとともに、『色葉字類抄』を起点とした国語辞書史の歴史を明らかにすることを目的とする。また、『色葉字類抄』の語句に対する注釈書の作成開始し、異本および他の古辞書を対象としたデータベースの構築をおこなう。
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は研究二年目にあたる。 データベース構築については、データ入力を進めるとともに、新たに本研究のためのウェブサイトを開設し、データベース三点(『落葉集』『文明本節用集』『増続大広益会玉篇大全』)のプロトタイプを公開した。また、三巻本『色葉字類抄』データーベースについても旧ホームページ上から移行し、まとめて『辞書語彙データベース』(仮称)として運用を開始した。(https://jisho-goi.kojisho.com/) 年度末には、基盤研究(B)「資料横断的な漢字音・漢語音データベースの拡充と運用に向けた基礎的研究」(23K21937、代表:加藤大鶴氏)および国立国語研究所共同研究プロジェクト 「多様な語彙資源を統合した研究活用基盤の共創」のサブプロジェクト「語彙資源ポータル拡張」(代表:高田智和氏)と共同で、web研究集会「古辞書・漢字音研究とデータベース2022」を開催した。集会前半では、本研究の代表者の藤本および分担者の中野直樹氏、劉冠偉氏、研究協力者の大島英之氏、久保柾子氏が本研究に関わるデータベースについての発表を行った。また駒澤大学名誉教授の萩原義雄氏を講演に招いた(講演タイトル「『和名類聚抄』から『倭名類聚鈔箋注』へ ―語解析データベース構築をめざして―」)。司会は分担者の小林雄一氏が務めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究はおおむね順調に進んでおり、問題はない。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は、『落葉集(本篇)』の画像リンク付き全文データを検索システム上で公開する。また『文明本節用集』全体の1/3の分量の第一次入力(元データは萩原義雄氏からの提供による)、『倭訓栞』前編・中編の第一次入力を完成させる。 また、『色葉字類抄』をはじめとした古辞書の語彙研究、注釈作成を継続して行うこととする。
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