ポスト・コロナの農山漁村の戦略的情報発信のありかたに関する実証的研究
Project/Area Number |
23K23710
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Project/Area Number (Other) |
22H02445 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 41010:Agricultural and food economics-related
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
浅野 耕太 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (50263124)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松下 京平 滋賀大学, 経済学系, 教授 (20552962)
藤見 俊夫 京都大学, 防災研究所, 准教授 (40423024)
山根 史博 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (40570635)
法理 樹里 農林水産省農林水産政策研究所, その他部局等, 研究員 (90744756)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,290,000 (Direct Cost: ¥13,300,000、Indirect Cost: ¥3,990,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2023: ¥8,190,000 (Direct Cost: ¥6,300,000、Indirect Cost: ¥1,890,000)
Fiscal Year 2022: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
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Keywords | インバウンド |
Outline of Research at the Start |
本研究は、ポストコロナにおける人流回復を見据え、農山漁村に人流を改めて呼び込むための方策として、地域の魅力向上に向けて農山漁村は地域のどこを磨き、どのような情報発信を行うべきかを実証的に解明しようとするものである。具体的には、農山漁村にある自然資本を地域の魅力の源泉とみなし、①地域の魅力形成に重要な役割を果たすメディア等による情報発信の影響を人流動態データにより実証的に把握するとともに、②訴求力のある情報発信を通じて農山漁村が獲得しうる潜在的人流規模を推定可能とする研究である。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、ポストコロナにおける人流回復を見据え、農山漁村に人流を改めて呼び込むための方策として、地域の魅力向上に向けて農山漁村は地域のどこを磨き、どのような情報発信を行うべきかを実証的に解明しようとするものである。具体的には、農山漁村にある自然資本を地域の魅力の源泉とみなし、①地域の魅力形成に重要な役割を果たすメディア等による情報発信の影響を人流動態データにより実証的に把握するとともに、②訴求力のある情報発信を通じて農山漁村が獲得しうる潜在的人流規模を推定可能とする。併せて、地域の魅力に関する情報発信が農山漁村への潜在的人流の呼び込みに及ぼす影響を検証する。 課題別の研究実績は次のとおりである。 【課題1】農山漁村の魅力と情報発信の実態把握:本課題に用いるデータは国土交通省の『国土数値情報』、環境省の『自然環境保全基礎調査』、および web スクレイピングによって収集する農山漁村の魅力に関連する情報コンテンツである。昨年度のデータ構築の下で、地域の魅力構成要素と情報発信内容の関連分析を行った。 【課題2】情報発信による人流動態変化の可視化:本課題で用いるデータは、スマートフォン(携帯電話)の位置情報を利用した大規模人流データである。昨年度のデータ構築の下で、人流動態の可視化及びメディア別・コンテンツ別に人流動態に情報が与える影響の定量的分析を行った。 【課題3】感情を動かす情報発信・公共政策の探求:昨年度のデータ収集に加えて、ヒアリング調査・アンケート調査の設計、調査を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本年において各研究課題ごとに進めるべき既存データによるデータ構築や新たに獲得すべきデータの入手は順調に行われており、各研究課題ごとの分析も進むなど、特に研究推進上の問題も生じていないことから、上記の判断に至った。
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Strategy for Future Research Activity |
課題別に内容の詳細、手法をまとめる。 【課題1】農山漁村の魅力と情報発信の実態把握:本課題に用いるデータは国土交通省の『国土数値情報』、環境省の『自然環境保全基礎調査』、および web スクレイピングによって収集する農山漁村の魅力に関連する情報コンテンツである。データ構築の下で、地域の魅力構成要素と情報発信内容の関連分析の結果を取りまとめる。 【課題2】情報発信による人流動態変化の可視化:本課題で用いるデータは、スマートフォン(携帯電話)の位置情報を利用した大規模人流データである。データ構築の下で、人流動態の可視化及びメディア別・コンテンツ別に人流動態に情報が与える影響の定量的分析を行行った結果を取りまとめる。 【課題3】感情を動かす情報発信・公共政策の探求:これまでのデータ収集の下で、地域の魅力を伝え人々を惹きつける情報発信に求められる心理的な感情要因や感情を動かしうる情報発信を行う上で最適な情報コンテンツおよび発信メディアの組み合わせに関する結果を取りまとめる。
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Report
(2 results)
Research Products
(22 results)
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[Journal Article] How has the 'customary nature' of Japanese fisheries reacted to Covid-19? An interdisciplinary study examining the impacts of the pandemic in 2020,2022
Author(s)
Sugimoto, A., Roman, R., Hori, J., Norie, T., Watari, S., Makino, M.
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Journal Title
Marine Policy
Volume: 138
Pages: 105005-105005
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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