The mechanisms of class switching in IgG4-related disease, Kimura's disease and COVID-19
Project/Area Number |
23K24548
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Project/Area Number (Other) |
22H03290 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57060:Surgical dentistry-related
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
金子 直樹 九州大学, 歯学研究院, 助教 (80805284)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川野 真太郎 九州大学, 歯学研究院, 教授 (00398067)
林 慶和 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 講師 (00801078)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥17,290,000 (Direct Cost: ¥13,300,000、Indirect Cost: ¥3,990,000)
Fiscal Year 2025: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2023: ¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2022: ¥5,590,000 (Direct Cost: ¥4,300,000、Indirect Cost: ¥1,290,000)
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Keywords | クラススイッチ / IgG4 / IgG4関連疾患 / COVID19 / 濾胞性T細胞 / B細胞 / 木村氏病 / COVID-19 |
Outline of Research at the Start |
B細胞のクラススイッチには8種のアイソタイプ(IgG1-IgG4、IgM、IgA、IgDおよびIgE)が関与することが知られており、それぞれ性質が異なることが報告されている。一方でアイソタイプクラススイッチは免疫反応の基礎メカニズムであるにも関わらず、その制御機構は依然不明な点が多い。 したがって本研究の目的は、アイソタイプに偏向がある疾患(IgG4-RD、木村氏病、新型コロナウイルス感染症)の罹患臓器、リンパ節組織および末梢血を用いて、各々のアイソタイプに特異的なTfh細胞のサブセットを特定し詳細に解析することで、クラススイッチの制御機構を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
1年目である2022年にはIgG4関連疾患、木村氏病およびCOVID-19において、異なるImmunoglobulinが豊富であることを解明した。これは各々の疾患環境が異なるクラススイッチを誘導することを示しており、異なる濾胞性T細胞やB細胞サブセットが増加し、異なるクラススイッチを誘導しているという可能性を想起させた。 2年目である2023年は、引き続き各疾患サンプルの収集と共に、罹患臓器の多重蛍光染色によりどのようなT細胞B細胞が各々の疾患で増加するのか解明を行った。 3年目である本年は、さらに機能面にフォーカスした実験を行う予定である。濾胞性T細胞はB細胞とコンタクトし様々なサイトカインを介して異なるサブクラスのImmunoglobulinへとクラススイッチを誘導することが知られている。そのため核間距離の測定を通して濾胞性T細胞はB細胞のコンタクトをダイレクトに数値化することによって、どのような濾胞性T細胞とB細胞の機能連関が、どのサブクラスへのクラススイッチを誘導するか明らかにしたいと考えている。同時にクラススイッチ誘導に関与するサイトカインの染色も行い、クラススイッチ誘導メカニズムの一端の解明も予定している。 候補となったT細胞とB細胞については、組織だけでなく各々の末梢血液における割合の増減についても検討を行う予定としている。最終的にはそれぞれの細胞のマーカーを特定し、機能実験に進めることを計画している。引き続き免疫学の基礎的メカニズムであるクラススイッチ機構の解明について主に組織を用いた検討から解明していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在までの研究で、計画当初に立てた仮説に大きな相違はなく、順調に進んでいる。ただし木村氏病のサンプル収集がその遭遇頻度の低さのため遅れており、鋭意収集に努めていく。
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Strategy for Future Research Activity |
濾胞性T細胞とB細胞の細胞間コンタクトについて、核間距離の測定を通して数値化することによって、どのような濾胞性T細胞とB細胞の機能連関が、どのサブクラスへのクラススイッチを誘導するか明らかにする。同時にクラススイッチ誘導に関与するサイトカインの染色も行い、クラススイッチ誘導メカニズムの一端の解明も予定している。またリガンドーレセプター解析を中心とするより機能面にフォーカスしたシングルセル解析を行っていく。
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Report
(2 results)
Research Products
(3 results)