Project/Area Number |
23K24637
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Project/Area Number (Other) |
22H03379 (2022-2023)
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2022-2023) |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
松浦 賢長 福岡県立大学, 看護学部, 教授 (10252537)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
増満 誠 日本赤十字北海道看護大学, 看護学部, 教授 (10381188)
児玉 豊彦 福岡女学院看護大学, 看護学部, 准教授 (10549166)
長 聡子 福岡女学院看護大学, 看護学部, 教授 (20441826)
御手洗 みどり 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (20548119)
日高 艶子 聖マリア学院大学, 看護学部, 教授 (50199006)
植田 愛 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (50809126)
中井 裕子 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (60341872)
太田 里枝 福岡女学院看護大学, 看護学部, 助教 (60412772)
牧内 忍 沖縄県立看護大学, 看護学部, 准教授 (70336981)
石橋 曜子 福岡国際医療福祉大学, 看護学部, 講師 (70469386)
平塚 淳子 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (70808899)
原田 直樹 福岡県立大学, 看護学部, 准教授 (80598376)
猪狩 崇 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (90724071)
中本 亮 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (20782973)
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Project Period (FY) |
2022-04-01 – 2026-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥16,380,000 (Direct Cost: ¥12,600,000、Indirect Cost: ¥3,780,000)
Fiscal Year 2025: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2024: ¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000)
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Keywords | エッセンシャルワーカー / 看護師 / 危機適応力尺度開発 / 危機適応力教育プログラム開発 / コロナ感染症病棟 / 危機対応力 / 危機適応力 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、以下の3つについて調査、尺度開発、教育パッケージの作成と実装研究を段 階的に4年間で行う。 ①感染症病棟で働く看護師の「危機適応力」と「課題」に関する全国調査 ②臨床で働く看護師における継続的な危機への「危機適応力尺度」の開発 ③新しい看護ケアの形と継続的な危機に対応できる「適応力養成教育パッケージ」の作成と 実装研究
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的はエッセンシャルワーカーとしての看護師の継続する危機への適応力教育パッケージの開発である。その実現のため、令和5年度は前年度に引き続き、国内のコロナ感染症病棟に勤務経験がある看護師を対象にして、看護師のコロナ禍における経験についてのインタビュー調査を実施するとともに、得られたデータについて複数の分析軸から質的帰納的に内容分析を実施した。分析からは「負の気持ちや困難な状況」「協働・連帯から生まれる看護師としての新たな気づき」「危機的状況からの適応」の3つの大カテゴリーが抽出された。 この研究過程で実施した文献検討及びインタビュー調査結果については第43回日本看護科学学会学術集会で発表した。さらに調査結果を分析した詳細については「日本看護科学会誌」に論文を投稿する予定である。 インタビュー調査で得られた結果から、質問紙調査に向けた質問項目及び質問紙の構成等を検討し、調査を実施した。全国1065か所の医療施設に調査協力依頼をし、1998名の看護師から回答が得られた。そのうち有効票と認めた1632名分の回答について分析をした。1632名中1002名(61.4%)の看護師が感染症病棟へ勤務した期間中にコロナ流行以前のような安定した生活を送ることができていたと回答した。安定した生活を送ることができていたと回答した看護師はそうでない看護師と比較して、有意に生活上の困難を経験した割合が少なかった。質問紙調査の分析結果の詳細については「Japan Journal of Nursing Science」に論文を投稿する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和5年度はインタビュー調査の理論的飽和を目指すため引き続きインタビュー調査を実施するとともに、これらの結果等から質問紙を作成し、全国のコロナ感染症病棟勤務経験看護師を対象にした質問紙調査を実施した。 その結果、国内のコロナウィルス感染症第7波における看護師の危機状況や対処行動の実態を明らかにすることができた。 令和5年度に予定していた危機適応力の基礎的資料の作成まではできなかったが、インタビュー調査及び質問紙調査の結果について、論文を執筆することができたことからおおむね順調と判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
令和6年度は、前年度に実施した質問紙調査の結果を元に、臨床で働く看護師における継続的な危機に対応できる「危機適応力尺度」の開発に取り組む。次に教育コンテンツの作成及びEラーニングシステムの構築に取り組む予定である。 尺度開発では、すでに研究協力の承諾を得られた施設の感染症病棟に勤務している看護師を対象に、調査で得られた尺度の下位概念と先行研究をもとに共同研究者間にて項目を精選・選定し、表面妥当性と併存妥当性の検討と併せて質問紙調査を実施する。得られたデータから、因子分析により危機適応力尺度を開発し、尺度間の相関分析を行うこととしている。 続いて、教育コンテンツの作成及びEラーニングシステムの構築では、新しい看護ケアの形と継続的な危機に対応できる「危機適応力尺度」の因子をテーマに教育コンテンツを作成し(1コンテンツ:20~30分程度×因子数+α)、オンライン動画を受講者限定公開にて視聴できるシステムを構築する予定である。
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