| Project/Area Number |
23K27450
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| Project/Area Number (Other) |
23H02759 (2023)
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Allocation Type | Multi-year Fund (2024) Single-year Grants (2023) |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 50020:Tumor diagnostics and therapeutics-related
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| Research Institution | Hokkaido University |
Principal Investigator |
園下 将大 北海道大学, 遺伝子病制御研究所, 教授 (80511857)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
五十嵐 学 北海道大学, 人獣共通感染症国際共同研究所, 准教授 (10374240)
小沼 剛 横浜市立大学, 生命医科学研究科, 助教 (10631682)
市川 聡 北海道大学, 薬学研究院, 教授 (60333621)
合田 圭介 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (70518696)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥18,590,000 (Direct Cost: ¥14,300,000、Indirect Cost: ¥4,290,000)
Fiscal Year 2026: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2025: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2024: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2023: ¥4,940,000 (Direct Cost: ¥3,800,000、Indirect Cost: ¥1,140,000)
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| Keywords | 膵がん / 遺伝子変異パターン / 治療標的 / 遺伝学的スクリーニング / 個体表現型スクリーニング / ショウジョウバエ / 表現型スクリーニング / 個別化医療 |
| Outline of Research at the Start |
本研究では4年間で、1.膵がんの遺伝子型の差異が膵がん形質や治療応答性に与える影響の解明と2.個別化医療の候補の創出の2項目に取り組む 。1では、膵がん患者で観察される多様な遺伝子型を模倣したモデルショウジョウバエ群を作出し、遺伝子型の違いが腫瘍形質に与える影響を 解析する。続いて、それらのハエを使用して網羅的遺伝学スクリーニングを実施し、各遺伝子型を有する膵がんの新規治療標的の同定を目指す 。さらにこの知見に基づき、2で遺伝子型に応じた新規治療法を開発する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
膵がんは患者予後が最も悪いがん種の一つで、新規治療法の創出は喫緊の福祉課題である。近年遺伝子型に応じた個別化医療の有用性が注目されているが、膵がんに関しては遺伝子型の差異が治療応答性等のがん形質に与える影響や治療標的が個体レベルで十分に解明されておらず、開発が遅れている。本研究ではこれを解決すべく、個体レベルの網羅的解析が可能で代表者らが治療薬シーズ開発の実績を有するショウジョウバエを、哺乳類実験系と相補的に活用する。これにより、膵がん個別化医療創出の研究基盤と治療薬候補の提示を実現し、学術貢献と福祉向上の双方への貢献を目指す。 代表者らはこれまでに、膵がん患者で観察されるがん遺伝子KRASやがん抑制遺伝子群TP53・CDKN2A・SMAD4の単独あるいは組み合わせのさまざまな変異パターンを模倣したモデルショウジョウバエ群を作出することに成功している。そこで代表者らは、異なる遺伝子変異パターンが共通あるいは特有の腫瘍形質促進シグナルを有するか検討すべく、それぞれのモデルハエを使用して、個体生存性を指標とする遺伝学的スクリーニングを実施した。昨年度にこれを開始していたが、今年度はその規模を拡大して実施した。この解析の結果、各遺伝子型に共通あるいは特有の新たな治療標的候補を同定するとともに、逆に機能抑制により腫瘍形質の悪性化を招来する可能性がある遺伝子を同定することに成功した。これらの結果は、異なる遺伝子変異パターンを有する腫瘍の形質に影響を与えるシグナル伝達経路の理解に貢献すると期待される。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
計画よりも大規模な遺伝学的スクリーニングを実施してこれを完遂することができたため。
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| Strategy for Future Research Activity |
今後は、哺乳類実験系におけるこれらの標的の阻害の影響を解析する。この実現に向け、培養ヒト膵がん細胞やマウスを使用し、遺伝子発現変動試験や投薬試験等を実施する。
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