Research Project
Grant-in-Aid for JSPS Fellows
薬物誘発性肝障害 (DILI) は,医薬品開発中止の主要な原因である.DILI評価にメタボロミクス・プロテオミクスによるマルチオミクス解析を応用することで,更なる毒性メカニズムの解明が期待される.しかし,DILI評価に適するヒト初代肝細胞 (PHH) はコストが高く,同一ロットの入手数も限られるため,マルチオミクス研究への応用が進んでいない.本研究では,一度の分析で包括的なメタボローム分析を達成するための方法を開発する.加えて,マルチオミクス解析ができる96-well plateを用いた試料調製法の開発を行う.