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気象情報の立体画像と災害映像を使った防災教育ツールの開発と携帯型端末への実装

Research Project

Project/Area Number 24916010
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 地球惑星科学
Research InstitutionTokyo University of Agriculture and Technology

Principal Investigator

辰己 賢一  東京農工大学, 教員

Project Period (FY) 2012
Project Status Completed (Fiscal Year 2012)
Budget Amount *help
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2012: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Keywords防災教育 / タブレット端末 / 立体画像
Research Abstract

近年、世界の気温や降水特性の変化が定量的に顕著となってきており、豪雨・高温・暴風などの発生確率が高くなってきていると書われている。本研究は、これらの気象現象を直感的でわかりやすく可視化し、また災害映像などと組み合わせて用いるための防災学習向け教育支援ツールを開発し、タブレット端未上に実装することを目的とした。Mac OS上で動作する統合開発環境であるXcode上で、Objective-C言語を用いたiOS用プログラミングにより、サンプル画像データをMacノート上のiOS Simulatorで表示させた。次に、メニューバーを入れることによって、閲覧したい画像を簡易に選択・表示できるアプリを開発した。作成されたアプリケーションをiPadおよびiPod touchに転送して最終的な動作確認を行い、防災情報表示ツールの実装を行った。本1画面からは、「台風」「豪雨」「竜巻」などの文字列が書かれた部分をタップすると、そのキーワードに関連した静止画・動画が表示・再生される仕組みとなっている。表示コンテンツについては、ブリーの災害映像等の素材と台風および豪雨の気象モデルWRFによる事例計算結果をVAPORで表示させることにより気象場を立体的に表示させた。以上の手法によって、気象場の立体構造を直感的で理解しやすい形で表現し、iPadおよびiPod touch上で動作する防災学習教育支援ツールを作成した。事前に用意した情報コンテンツをアプリケーション内で閉じて利用することを可能とし、一般者向けの防災教育用教材としての有用性を確認することはできた。さらに、タブレット上に実装した本防災教育ツールは、簡易な操作性を有し、様々な情報を無駄なく有効に使う手段として大変意義があるものであると考えられる。

Report

(1 results)
  • 2012 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-05-31   Modified: 2019-07-29  

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