Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
他者との関わりを通じた目標の自己決定はウェルビーイングの重要な要素であり,発達障害者はこの過程に必要不可欠な自己開示と内省の両方の支援が必要である.本研究では研究代表者らが開拓してきたアバターを用いた対話による発達障害者への介入法と最新AI技術を組み合わせ,ユーザの自己開示に基づき構成した,あたかもユーザ本人であるかのようなアバターを対話相手とすることで,自己についての内省を促す仮想空間(内省支援アバター空間)を開発し、これを用いた社会性発達支援を実現する.