Project/Area Number |
24H00758
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 63:Environmental analyses and evaluation and related fields
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Research Institution | National Institute of Polar Research |
Principal Investigator |
平譯 享 国立極地研究所, 先端研究推進系, 教授 (70311165)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
西岡 純 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (90371533)
高尾 信太郎 国立研究開発法人国立環境研究所, 地球システム領域, 主任研究員 (80767955)
吉田 和広 佐賀大学, 農学部, 助教 (80952027)
真壁 竜介 国立極地研究所, 先端研究推進系, 准教授 (40469599)
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Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥48,100,000 (Direct Cost: ¥37,000,000、Indirect Cost: ¥11,100,000)
Fiscal Year 2024: ¥15,860,000 (Direct Cost: ¥12,200,000、Indirect Cost: ¥3,660,000)
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Keywords | 南大洋 / 底面融解 / 海洋熱波 / 鉄 / 植物プランクトン |
Outline of Research at the Start |
本研究は地球温暖化の影響が顕在化しつつある南大洋沿岸とその沖合において、海洋環境の変化の実態と、基礎生産者である植物プランクトンへの影響を解明する。特に南極氷床底面融解と海洋熱波に着目し、これらの現象が光合成を制御する「鉄と水温」をどのように変化させ、大型植物プランクトンによる大規模な有機物生産にどのような影響を及ぼすかを、これまで培った最新の現場・衛星観測技術を最大限に活かして明らかにする。これらの知見から、「温暖化による南大洋の海洋環境の変化は、地球規模の炭素循環と南大洋の海洋生態系をどのように変えるか」という将来的な課題に答える。
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