| Project/Area Number |
24K04040
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 02100:Foreign language education-related
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| Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
廣森 友人 明治大学, 国際日本学部, 専任教授 (30448378)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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| Keywords | エンゲージメント / 英語学習 / 動機づけ / 授業デザイン / 混合研究法 |
| Outline of Research at the Start |
本研究では日本人英語学習者を対象に,(1)これまでの英語授業で,夢中になって活動や学習に取り組んだ経験があるか,あるとすればいつ,どのような状況で経験したか(質問紙法),(2)学習者エンゲージメントが生じる先行要因やその成果にはどのような要因が存在するか(質問紙法,インタビュー法),(3)上記で得られた知見を踏まえ,エンゲージメントを引き出す英語授業を計画・実践し,学習者の取り組みや英語力を促進することは可能か(実験法),を検証する。本研究は研究代表者が全体を総括するが,これまでに共同でプロジェクトを行ってきた研究協力者ら(小中高の教諭)の協力や助言を得ながら,研究課題に取り組んでいく。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,英語学習者のエンゲージメントの構成要素を明確にし,それらがどのような先行要因に影響を受け,どのような成果を生み出すのかを明らかにすることである。さらに,エンゲージメントの向上を意図した実験授業を計画・実施し,その効果を実証的に検証する。Furlong and Christenson (2008) によれば,エンゲージメントは「文脈的要因の強い影響を受ける一時的な状態」だとされる。つまり,学習者のエンゲージメントは,その先行要因が変化することで変化 (つまり,向上) する可能性がある。これは,目の前の学習者が学習に没頭していない,注意を向けていない,あるいは興味を持っていない状態であっても,先行要因を変化させることで,彼らが学習に積極的に参加するように支援できる可能性があることを意味する。また,エンゲージメントは一般に,4つの階層 (コミュニティ,学校,教室,学習活動) から成り立ち,それぞれが相互に影響を与え合うと考えられている (Skinner & Pitzer, 2012; Skinner & Raine, 2022)。具体的には,学校へのエンゲージメントが高い学習者は,多くの教科に興味を持ち,授業中にも興味が持続する傾向がある。同様に,充実した学習経験により,教室や学校へのエンゲージメントが高まることもある。すなわち,エンゲージメントは,個人と環境の相互作用でダイナミックに規定される概念だと言える。本年度は,上記で得られた知見を踏まえ,学習者のエンゲージメントに関する包括的なレビュー研究を行い,その成果を2冊の学術書出版として結実させた。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究では,英語学習者のエンゲージメントに着目し,その構成要素や先行要因,成果との関係性を明らかにすることを目的としている。本年度は,当該テーマに関する理論・研究・実践を俯瞰する包括的なレビューを進めた。その過程において,全国の小学校から大学まで多様な教育段階において先進的な実践を行っている教員や研究者と連携し,研究知見の交換と理論の実践的応用に取り組んだ。また,国内外の学会やシンポジウムにおいて研究成果を複数回発表し,学術的な議論を深めた。これらの成果は,査読付き論文として発表したほか,学術書としても出版するに至った。とくに,エンゲージメントの多面的構造や変動性,先行要因との関係性について,理論的整理と事例分析を通じて包括的に論じた2冊の著書は,今後の研究・実践において有益な資源となることが期待される。今後は,こうしたレビュー成果を基盤として,実際の英語授業においてエンゲージメントを高めるための介入授業を設計・実施し,その効果を実証的に検証していく予定である。
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| Strategy for Future Research Activity |
本研究ではこれまで,英語学習者のエンゲージメントに関する理論的枠組みの整理と,先行研究の包括的レビューを通じて,エンゲージメントの構成要素とそのダイナミックな特性に関する理解を深めてきた。今後は,この理論的知見を基盤としつつ,具体的な教育実践を通じてエンゲージメントの向上を図る介入的研究へと発展させていく。具体的には,複数の英語授業を対象に,エンゲージメントを高める授業デザインの開発を進める。その一例として,グループワークにおいて事前に「assigned leader(指名リーダー)」を設定する活動を導入する。この実践は,グループ内の役割明確化を通じて責任感と参加意欲を高め,協働的な学びを促進することを目的とする。assigned leaderがメンバーの発言を促したり,意見を整理したりすることで,グループ全体のエンゲージメントが高まることが期待される。研究成果については,国内外の学会発表や論文執筆を通じて理論的貢献を目指すとともに,教員研修・教材開発への応用を図り,実践現場への還元を進める。最終的には,学習者エンゲージメントの理論的発展と教育実践の改善という両面から,英語教育における学習の質的転換に寄与することを目指す。
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