| Project/Area Number |
24K04227
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 03020:Japanese history-related
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| Research Institution | Kyoto Prefectural University |
Principal Investigator |
横内 裕人 京都府立大学, 文学部, 教授 (50706520)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本井 牧子 京都府立大学, 文学部, 教授 (00410978)
三輪 眞嗣 神奈川県立金沢文庫, 学芸課, 学芸員 (30829297)
遠藤 基郎 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (40251475)
吉川 聡 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 文化遺産部, 部長 (60321626)
野呂 靖 龍谷大学, 心理学部, 准教授 (70619220)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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| Keywords | 紙背文書 / 宗性 / 東大寺聖教 / 東大寺 / 聖教 / 南都 / プロソポグラフィ |
| Outline of Research at the Start |
本研究は、東大寺宗性に関する高度アーカイブ情報の整理とプロソポグラフィ研究を行う。①宗性聖教の原本調査、②紙背文書の情報抽出、③『東大寺宗性上人之研究並史料』の索引作成、④宗性聖教の翻刻・研究で得られた情報を高度アーカイブ情報として統合し、⑤これらを用いて宗性の伝記研究を行う。世俗・宗教活動に関わる詳細な年譜を作成し、奥書・表紙から判明する師資・相伝にかかわる人名や紙背文書の差出者・充所の情報を用いて宗性の人間関係を把握する。研究分担者は本資料群のプロソポグラフィ研究を進め、生活環境・修学環境・宗教活動・生涯の履歴・人間関係を復元し、鎌倉時代東大寺の寺院社会の有様を研究論文により提示する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
2024年度の研究は4/21開催のキックオフ会議(オンライン開催)で決定した研究計画に基づいて行い、下記の4つの成果が得られた。①原本調査を延べ9日行い(5/20,6/3,7/13,8/9,9/17,9/18,9/20,12/3,12/4)、宗性撰述聖教103函280点についての調査を予定通り終了した。これにより装訂・料紙などの書誌情報および表紙・見返・本文・奥書・紙背の文字情報を網羅的に把握することができた。②113函聖教の紙背文書について、差出所・充所・目次・デジタルデータのリンクなどの情報を東京大学史料編纂所ユニオンカタログに登録するため入力を行った。③『東大寺宗性上人之研究並史料』三巻のうち上巻の索引(人名・地名・寺院名・法会名・年号など)のデータ入力を終えた。④研究分担者の間で宗性撰述聖教の輪読を行うために、『春華秋月抄』第一・第五・第十一を分担して翻刻作業を進めた。 これらの成果は、歴史学・仏教学・国文学・美術史学など分野横断的に宗性のプロソポグラフィ研究を行うための必須のデータとして利用できる。具体的には宗性の生活環境・修学環境・宗教活動・生涯の履歴・人間関係を復元することが可能となる。また紙背文書の情報については、将来的に東京大学史料編纂所HPで公開されるため、誰もが利用できる研究資源となる。原本調査は、現在東大寺で行っている貴重書調査と同内容・同水準で行っており、東大寺聖教の悉皆調査を補うものであるとともに、目録化による文化財活用に資することになる。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
東大寺図書館の理解のもと、必要な日数について原本調査を終えることができた。また調査成果、索引作成も府立大学大学院生のアルバイトにより完遂できた。輪読テキスト『春華秋月草』の翻刻作業も、ほぼ予定通り進んでいる。
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| Strategy for Future Research Activity |
2ヶ年目となる2025年度は、113函の原本調査が主体となる。員数も初年度より多いが、初年度の経験を活かして効率化を図りたい。また紙背文書の情報整理を行うが、紙背文書は文書のみならず聖教などもあり、どこまで整理対象とするかを検討して進めて行く。2025年度は、東大史料編纂所の共同研究(代表坂東俊彦氏)と連携して、情報の共有を図りながら研究の完遂を目指す。
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