| Project/Area Number |
24K05745
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 09020:Sociology of education-related
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| Research Institution | Okinawa Prefectural College of Nursing |
Principal Investigator |
栗島 一博 沖縄県立看護大学, 看護学部, 准教授 (40965422)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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| Keywords | 島嶼看護 / 実践知 / 人材確保 / 就業継続 / 教育資源の提供 |
| Outline of Research at the Start |
看護職者が都市部から異動し島嶼の病院や診療所に勤務すると、文化や生活への適応の問題と、都市部の病院等とは異なる専門職としての役割の問題に直面する。島嶼における看護職者の人材確保と就業継続のためには、これから島嶼での勤務を目指す看護職者や、現地で勤務している看護職者に対して、島嶼での勤務経験のある看護職者の実践知を伝えることが必要である。本研究では、島嶼の看護についての実践知からなる語りの教材と、その教材の聴取者への伝達状況を確認する仕組みからなるノンフォーマル教育の環境を構築することにより、実践知の蓄積と後世の看護職者への伝達が可能であるかを検証する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
高齢化が進行する日本では、病院完結型の医療から地域の中で医療・介護が提供される地域包括ケアシステムへの移行が進められている。今後、看護師のキャリア形成は、病棟での看護業務の熟達・高度化の道のほかに、現在すでに離島や遠隔地、過疎地で行われているような、高齢社会でかつ医療資源が不足している中で展開される、地域の一部としての医療も選択肢に含まれることが増えると考えられる。こうした環境で働く看護職者の人材確保と就業継続のためには、現地での勤務経験のある看護職者の実践知を集め、これから看護師になる看護学生や、現在病院の病棟などで勤務している看護職者、現地で勤務している看護職者に伝えることが必要である。本研究の目的は、島嶼の看護についての実践知からなる語りの教材と、その教材の聴取者への伝達状況を確認する仕組みからなるノンフォーマル教育の環境を構築することである。 初年度は、島嶼看護の経験者に対する半構造化面接を実施し、得られた語りをもとに、島嶼看護の専門家1名および研究者1名とともに分析・検討会を行った。調査は、沖縄県立看護大学研究倫理委員会の承認を得て実施した(承認番号23005)。その結果、全4名の研究協力者に対する半構造化面接で得られた語りから抽出できたエピソードの数は合計64個であった。そこから、病棟で働く看護師が離島や過疎地で働く際に必要となる認識として抽出した。病棟で働く看護師が次のキャリアとして島嶼医療を選択する際に認識しておくべき違いや特徴と、そのことを説明する具体的な語りが得られ、国内学会にて発表を行った。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
島嶼看護経験者への半構造化面接の結果から、病棟で働く看護師が次のキャリアとして島嶼医療を選択する際に認識しておくべき違いや特徴や、具体的なエピソードを得ることはできたが、それを元にした教材の作成は現在進行中である。
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| Strategy for Future Research Activity |
今後は、得られた語りから教材を作成するために、専門家との継続的な議論が必要である。一方で、近年の大規模言語モデル(LLM)の急速な発展を踏まえ、語りを教材として再構築する方法の一つとして、また、検索拡張生成(RAG)を用いた島嶼看護に関する生成AIの可能性を模索するため、ローカルLLMを用いた検討を進めている。
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