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古代東アジア建築史 その様式と編年に関する基礎的理論の確立

Research Project

Project/Area Number 24K07877
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 23040:Architectural history and design-related
Research InstitutionKashihara Archaeological Institute , Nara prefecture

Principal Investigator

内藤 元太  奈良県立橿原考古学研究所, 調査部調査課, 主任研究員 (00838394)

Project Period (FY) 2024-04-01 – 2029-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2024)
Budget Amount *help
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2028: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2027: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2026: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Keywords古代建築 / 建築遺構 / 礎石立建物 / 中国古代建築 / 建築史 / 法隆寺
Outline of Research at the Start

古代東アジアにはどのような建築様式が存在し、各建築構造はどのように変遷してきたのであろうか?その発展の背景には何があったのか?東アジアという大きな枠組みの中で体系化された古代建築史論は極めて少ない。本研究では資料の集成を通じ、古代東アジア建築史を考える上での基礎となる体系的な様式分布論、構造編年論をまとめ、各地域の資料を評価する上での指標を作り上げる。さらに、そこから読み取ることができる当時の一定の文化圏、環境、技術伝播の様相やその社会的背景も明らかにしていく

Outline of Annual Research Achievements

本研究の目的は考古資料等を用いて各地域の建築様式並びに建築構造の変遷を把握し、古代東アジア建築史を体系的にまとめ、建築という視点から当該期の社会像を復元していくことである。令和6年度は主にこれまで建築の上部構造を表現した遺物から復元してきた古代中国建築構造の変化に関する論の蓋然性や、建築の内部構造を検証するため中国で発掘された建築遺構の資料を集成したほか、中国各地を訪れ情報収集を行った。現在特に着目している点は礎石立建物の成立時期である。礎石立建物は掘立柱建物に後続して誕生するが、いつから礎石立の柱のみからなる建築が成立しているのか明確になっていない。礎石立建物は掘立柱建物と異なり柱自体が自立しているわけではないため、建築上部の構造の強固な連結を前提としている。その構造を成立させるためには建築上部構造の技術革新が必要であったと考えられる。新石器時代には掘立柱の柱穴底に根石を置く例があるが、その後商代になると屋根を支持する土壁と庇の柱を立てるための礎石を組み合わせた構造や銅製の柱基礎が出現している可能性が報告されている。西周の時期には根石の下面に地業を行ったり、厚い土壁を建築内面に取り入れながら礎石と組み合わせて屋根を支持する構造が出現する。春秋戦国時代以降から漢代には建築の壁の中に柱を埋め込む壁柱の基礎として礎石が用いられている建築がある。漢代までは礎石立の柱は建物全体の中で掘立柱や版築壁などと併用されながら用いられているようである。その後中国の北部では北魏洛陽期に礎石立柱のみからなる建築遺構例を確認しているがそれ以前に同様の建築例があるか現在調査している。中国南部では六朝の時期と報告されている礎石立建物が存在する。傅熹年や鐘曉青らの文献による検討から南北朝期における南朝側の建築技術の先進的が指摘されているが、遺構の状況からこれが証明できるかどうかが今後の課題である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

資料の集成に想定より時間がかかっている。中国全土の資料を集成するため、学術雑誌と報告書をできる限り全て閲覧しているが、それらのデータの分類などには至れていない。建築遺構の変遷の傾向はおぼろげながらつかめてきたものの、建築の特徴の地域性までまとめることができる状況ではなく、しばらくの期間は論文執筆よりも資料の集成を優先して作業していく予定である。

Strategy for Future Research Activity

中国・朝鮮半島・日本列島の資料を今回の研究対象とすることを目標としているが、令和7年度は中国の資料集成を徹底して行う予定である。効率をあげるため今後中国知網の使用を検討している。

Report

(1 results)
  • 2024 Research-status Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2025

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 関于在陝西省考古研究院的研修報告和我的中国古代建築史現状認識2025

    • Author(s)
      内藤元太
    • Organizer
      ”陝西考古・終于新知”学術沙竜(第13期)
    • Related Report
      2024 Research-status Report

URL: 

Published: 2024-04-05   Modified: 2025-12-26  

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