| Project/Area Number |
24K09127
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 41030:Rural environmental engineering and planning-related
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| Research Institution | Okayama University |
Principal Investigator |
中田 和義 岡山大学, 環境生命自然科学学域, 教授 (70431343)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2027: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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| Keywords | アメリカザリガニ / 外来種 / ため池 / 防除 / 生物多様性 / 生態系保全 / 絶滅危惧種 |
| Outline of Research at the Start |
農業水利施設や生物多様性に深刻な被害を与えるアメリカザリガニは,環境省および農林水産省により2023年6月に条件付特定外来生物に指定された。本研究では,本種の巣穴によるため池の決壊防止や,ため池の生物多様性保全に貢献することを目標とし,最終的には 「ため池のアメリカザリガニ防除対策マニュアル」を提案する。 代表研究者はこれまで,アメリカザリガニによる農業被害が生じている現場で本種を効率的に駆除できる安価かつ簡便な手法を提案した。本研究計画では,この知見を基礎とし,ため池に定着したアメリカザリガニの効率的防除手法を提案する。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,ため池に定着した条件付特定外来生物アメリカザリガニについて,1)好んで捕食する在来生物の分類群および種の詳細を明らかにし,2)アメリカザリガニを効率的に駆除する方法を検討し,最終的には,3)「ため池のアメリカザリガニ防除対策マニュアル」を提案することである。全国的にため池の数は非常に多い一方で,現場では予算や労力が限られているため,全てのため池でアメリカザリガニの防除を実施することは非現実的である。このため,アメリカザリガニによる捕食被害を受けやすい生物種を明らかにし,本種の防除を実施する必要性の高いため池を抽出することは,非常に重要となる。 令和6年度の研究では,1)アメリカザリガニによる二枚貝類に対する捕食の影響を検証する室内実験と,2)アメリカザリガニの継続的駆除による生息密度低下および生物多様性回復効果を検証する野外実験に着手した。2の研究では,山口県内の2ヵ所のため池を実験場所としている。これらの研究は現在も継続中であるため,詳細な解析を実施できていないが,現時点で得られた一部の結果は以下のとおりである。 ・アメリカザリガニは在来二枚貝類を捕食するが,その影響の程度は二枚貝類の種によって異なる可能性が示唆された。 ・アメリカザリガニの継続的駆除を実施しているため池では,これまでに確認されていなかった水生動物種が出現し始めた。この理由として,本種の個体数減少により捕食被害が低減した効果による可能性があると思われた。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和6年度の研究では,予定していた室内実験と野外実験に着手できた。これらの実験は現在も進行中であるが,研究全体としてはおおむね順調に進展していると判断できる。
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| Strategy for Future Research Activity |
令和6年度に着手した室内実験を今後も継続し,アメリカザリガニによる捕食が二枚貝類に与える影響の詳細を明らかにする。また,2ヵ所のため池における本種の継続的駆除についても実施し続け,駆除による本種の低密度化の可否,および生物多様性回復効果を引き続き検証する。
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