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損傷感覚神経の細胞膜組成変化が及ぼす脊髄後角痛覚伝達回路の編成

Research Project

Project/Area Number 24K12062
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Allocation TypeMulti-year Fund
Section一般
Review Section Basic Section 55050:Anesthesiology-related
Research InstitutionHyogo Medical University

Principal Investigator

大久保 正道  兵庫医科大学, 医学部, 講師 (70581495)

Project Period (FY) 2024-04-01 – 2027-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2024)
Budget Amount *help
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Keywords損傷ニューロン / 後根神経節 / マイクログリア / 神経障害性疼痛 / 脊髄
Outline of Research at the Start

神経障害性疼痛においてマイクログリアは損傷感覚神経が投射する髄節の脊髄で活性化し、痛みの慢性化に関与する。一方、近年損傷感覚神経中枢端終末部の形態変化が神経障害性疼痛慢性化の原因の1つとして提唱されたが、その機序は不明である。申請者は細胞膜の恒常性を維持するフリッパーゼに着目し予備実験をしたところ、損傷感覚神経でその発現が低下し、細胞膜上に”eat me signal”を出す可能性を見出した。本申請はマイクログリアが損傷感覚神経の細胞膜組成変化を認識・貪食することと神経障害性疼痛慢性化に導く損傷感覚神経中枢端の形態変化との関連性を明らかにすることを目的とした。

Outline of Annual Research Achievements

マイクログリアは神経系のマクロファージと言われ、様々な病態に関わることが知られている。神経障害性疼痛においてマイクログリアは損傷感覚神経が投射する髄節の脊髄で活性化し、痛みの慢性化に関与する。一方、近年損傷感覚神経中枢端終末部の形態変化が神経障害性疼痛慢性化の原因の1つとして提唱されたが、その機序は不明である。本研究は損傷した感覚神経の細胞膜組成変化とグリア細胞の貪食能による損傷感覚神経終末の形態変化の関連性を明らかにすることが目的である。
末梢神経損傷モデルラットの後根神経節(DRG)にて細胞膜構造維持に関与する分子の発現動態をRT-PCRにて経時的に定量化したところ、ナイーブDRGに比べてそのmRNA発現量が有意に減少することが明らかになった。mRNA発現の変化が認められたタイムポイントは、末梢神経損傷3日後からであり、末梢神経損傷後の脊髄で活性化するマイクログリアと同じタイムポイントであった。このことから、損傷DRGニューロンの細胞膜組成の変化をマイクログリアがセンシングしている可能性を示唆する結果を得た。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

本研究の極めて重要な課題の一つである体細胞の細胞膜組成を維持する分子の損傷神経細胞での経時的な発現変化の是非であった。末梢神経損傷モデルの後根神経節(DRG)にて細胞膜組成維持に関与する分子の発現動態をRT-PCRにて経時的に定量化したところ、ナイーブDRGに比べてそのmRNA発現量が有意に減少することが明らかになり、損傷を受けた感覚神経細胞の細胞膜組成が正常から逸脱している可能性を示唆する結果を得て、本課題は大きく進展したと考えられる。

Strategy for Future Research Activity

細胞膜構造維持に関与する分子のプローブを作製し、組織切片上でmRNA発現の定量・定性が可能なin situ hybridization遂行の準備を進めている。また、目的分子のshRNAを持つアデノ随伴ウイルスを作製して目的臓器に感染させて目的分子の発現KDと同時に感覚神経中枢端(脊髄後角)の形態変化を観察する予定である。目的分子をKDした時の痛み様行動の観察も行う予定である。

Report

(1 results)
  • 2024 Research-status Report

URL: 

Published: 2024-04-05   Modified: 2025-12-26  

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