| Project/Area Number |
24K14097
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
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| Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
島村 敦子 東邦大学, 健康科学部, 講師 (20583868)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
湯本 晶代 千葉大学, 大学院看護学研究院, 助教 (10825037)
諏訪 さゆり 千葉大学, 大学院看護学研究院, 教授 (30262182)
辻村 真由子 滋賀医科大学, 医学部, 教授 (30514252)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
Fiscal Year 2027: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
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| Keywords | 訪問看護師 / 観察 / 空気 / 動画教材 / 場の空気 / 眼球運動 |
| Outline of Research at the Start |
療養の場となる自宅には、生活する人が作り出す「空気」が存在するため、自宅で看護を展開する訪問看護師には、「空気」を含む療養生活の観察能力が必要になる。そこで本研究は、訪問看護師の「空気」を含む療養生活場面の観察能力育成のための動画教材の開発を目的とする。本研究は、訪問看護師の療養生活の「空気」に反映される、療養者と家族の心身の状態の変化への気づきを高め、訪問看護師の観察能力育成に役立つと考える。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、訪問看護師の「空気」を含む療養生活場面の観察能力育成のための動画教材を開発することである。 2024年度は「空気」を感じる場面の構成要素抽出するために、日本の看護学研究論文について日本の看護学研究論文の中で、人と人との関わりが生じる看護場面で「空気」がどのように扱われているのかを明らかにするための文献検討を実施した。医中誌Web、CiNii、Google Scholarを用い、キーワードは「空気」and「看護」とし、2000年以降の原著論文を検索した。医中誌Web 243件、CiNii 16件、Google Scholar 604件の文献が検出された。選定条件として、人と人との関わりが生じている看護場面での研究結果として「空気(空気感)」が記載されているものとし、重複論文を除外し22文献を分析した。除外論文は、空気圧、空気感染、大気中の空気が多かった。看護の場と対象者ごとに分類した後、「空気」はどのような意味で記述されているのかという視点から質的帰納的に分析した。「空気」の記述がある人と人との関わりが生じる看護の場面は、病棟、自宅、地域、演習室があり、その場に存在する人は、患者と看護師、看護師同士、家族と訪問看護師、模擬患者と看護学生などであった。「空気」は、看護の対象者から<言葉では表現されないが汲み取るもの>、看護師は対象者の置かれた<状況に合わせて行動するための基準>、<看護師の振舞いにより作り出すもの>である一方で、変えることのできない状況として<受け止めたもの>でもあった。日本の看護学研究論文において、「空気」は研究者によってさまざまな解釈により用いられていたが、看護の対象者の置かれた状況や気持ちに即した看護実践を行うためには、看護場面での「空気」は無視できないものであり、意識的に感じ取る必要性があると考えられ、本研究の意義を再確認できた。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2024年度は、「空気」を感じる場面の構成要素抽出と、今後の研究対象者となる訪問看護師を募集する予定であった。本研究のテーマである「空気」が人と人が向き合う場面でどのような意味で用いられているのかに関する文献検討を実施し、「空気」に注目する意義を再確認でき、構成する場面の方向性を検討できた。しかし、具体的な場面設定および、訪問看護経験年数10年以上であり、訪問時に「空気」を感じた経験を有する訪問看護/在宅ケア認定看護師または在宅看護専門看護師である訪問看護熟練者10名(以下、熟練者)、訪問看護経験1年未満の訪問看護初心者10名(以下、初心者)の募集には至らなかった。
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| Strategy for Future Research Activity |
10月頃までに、2024年度の文献検討の結果を軸として、これまでの研究データ(インタビューデータ)の再分析と照合し、全研究者が集まる会議を経て、模擬観察場面とする自宅、療養者、家族の設定を行う。2025年内には倫理審査の承認を経て、関東地方の訪問看護ステーションに所属し、訪問看護経験年数10年以上、訪問時に「空気」を感じた経験を有する訪問看護/在宅ケア認定看護師または在宅看護専門看護師である訪問看護熟練者10名、訪問看護経験1年未満の訪問看護初心者10名を目標として、研究協力者募集を行う。
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