| Project/Area Number |
24K15057
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Section | 一般 |
| Review Section |
Basic Section 61020:Human interface and interaction-related
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| Research Institution | Osaka Institute of Technology |
Principal Investigator |
大須賀 美恵子 大阪工業大学, ロボティクス&デザイン工学部, 客員教授 (10351462)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
多田 雄真 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(研究所), その他部局等, 血液内科 医長 (90792052)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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| Keywords | サイバー空間 / マルチモーダル / 入院患者 / 高齢者 / 交流 |
| Outline of Research at the Start |
対面交流が難しい人でも人との感情的なつながりが得られるようなサイバー空間の提供をめざす.対面交流に劣らない感情の交流が行えること,多様なユーザにも低負担で利用できることを目標とする.この観点でのサイバー空間の実現のための要件を抽出し,要素技術開発と基礎検討の後に,1) 長期入院中の血液がんの患者と,2) 地域在中の孤立しがちな高齢者を対象とした実証実験を行う. 学術的問いは,「サイバー空間で対面同様の感情の交流を実現できるか」「対面と比べて足りない要素を最小限の機材で拡張するにはどうすればよいか」「患者や高齢者に対して,受容性と効用のあるサイバー空間での交流の場を提供できるか」である.
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| Outline of Annual Research Achievements |
対面交流が難しい人でも人との感情的なつながりが得られるようなサイバー空間の提供をめざしている.対面交流に劣らない感情の交流が行えること ,多様なユーザでも低負担で利用できることを目標としている.実証実験は 1) 長期入院中の血液がんの患者と,2) 地域在中の孤立しがちな高齢者を想定している.なお,本研究は2018~2024年度に実施した基礎基盤研究(C)「造血細胞移植患者のための心身賦活システムの開発と評価」を継承するものであり,2024年度に実施した入院患者を対象としたトライアルの結果に基づき,触覚情報としての風と嗅覚情報の提示を追加した. 大阪工業大学の3面プロジェクション型の「サイバー空間利活用のための実証実験システム」を2セット利用して,2拠点サイバースペースのプロトタイプを作成した.健常成人(学生,中高年ボランティア)を対象としたトライアルと,AYAがん啓発イベントのデモを通しコメントや改良提案を聴取した. 具体的な実施項目は以下のとおりである.1) 椅座位のユーザの正面に設置したwebカメラとMediaPipeを用いて腿上げや両手の上げ下ろし,腰の回転などで,空間移動できる仕組みを導入し,パラメータを調整することで,中高年でも利用できることを示した.2) サイバー空間のオーサリングツールとしてUnityを用い,通信機能にはPhotonを持ちた.アバターは複数体から選択できるようにしたが,ユーザの顔を利用したアバターの導入は未着手である.会話はZoomを利用し,ナビゲータとして第3者も会話に参加できるようにするし,サイバー空間に慣れないユーザの誘導を行えるようにした.3) 多感覚情報提示機能については,Unityで作成したワールドのアバターの位置情報を利用して指定エリアへの侵入や物体との接触を判定し,予め設定したロジックで,振動や香り・風を提示するしくみを開発した.
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
概要に記載したように,2024年度に実施した入院患者を対象としたトライアルの結果に基づき,触覚情報としての風と嗅覚情報の提示を実施項目に追加し,研究計画を変更した.健常者を対象としたトライアルを行って改良点を抽出したが,ターゲットユーザへのトライアルは実施していない.
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| Strategy for Future Research Activity |
抽出した要素技術に関する課題を解決し,入院患者を対象とした体験会で受容性と効果への期待を調査し,継続的に利用してもらえるための必要要件を検討する.さらに,病室や家庭でも利用できるより簡易なシステムの構成を検討し複数のプロトタイプを試作する.
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