| Project/Area Number |
24K15924
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Review Section |
Basic Section 01050:Aesthetics and art studies-related
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| Research Institution | Gunma Prefectural Women's University |
Principal Investigator |
青田 麻未 群馬県立女子大学, 文学部, 講師 (90963330)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2028: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2027: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2025: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2024: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
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| Keywords | 環境美学 / 日常美学 / 都市美学 / 都市環境 / 自然 / モビリティ / 環境倫理学 / ケアの倫理 |
| Outline of Research at the Start |
環境美学・日常美学の研究成果を受けて、2010年代より欧米を中心に「都市美学」が盛り上がりを見せている。本研究は、申請者のこれまでの環境美学研究を基礎とし、生活者の視点からの都市美学を構築するものである。具体的には、都市生活のなかで、生活者が「新奇なもの」に出会う美的経験をすることの意義を明らかにしたうえで、新奇なものの美的経験をタイプ分けし、その内実を具体的に示す。そのうえで、この種の美的経験が生活者に与え裏倫理的影響を明らかにする。本研究は都市という場に固有の日常的な美的経験の様態を説明し、その倫理的影響までをも明らかにすることで、現代の都市計画をめぐる実践に対して理論的基盤を与える。
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、申請者のこれまでの環境美学研究を基礎とし、生活者の視点からの都市美学を構築するものである。都市美学は、2010年代より欧米を発信源としつつ世界的に展開されている環境美学の一分野である。具体的には、都市生活のなかで、 生活者が「新奇なもの(strangeness)」に出会う美的経験をすることの意義を明らかにしたうえで、新奇なものの美的経験をタイプ分けし、その内実を具体的に示す。そのうえで、この種の美的経験が生活者にどのような倫理的影響を与えるのかを明らかにする。 初年度に当たる今年度は、研究計画のAにある「新奇なものに触れる時間を持つことの日常美学的意義の解明」に取り組んだ。その成果の一部は、青田麻未『「ふつうの暮らし」を美学する』(光文社新書、2024年)にて提示した。新奇な要素を多く持ちうる都市環境において、日常を生きながら、時に新奇なものについて触れる意味について、特に都市公園に注目して明らかにした青田麻未「生活の時間と公園の時間」(太田和彦・吉永明弘編『都市の緑は誰のものか』、ヘウレーカ、2024年)、ウォーカビリティを一種のスキルとして捉えることで交通手段と都市環境の美的経験の関係について明らかにした青田麻未「都市ーー三つの「技術」から考える」(金光秀和・吉永明弘編『技術哲学(3STEPシリーズ)』、昭和堂、2024年)は、それぞれ研究計画B(1)、B(2)に関わる成果として公表した。また、Cのケアに関わる論点については国際学会で研究発表を行い、それを論文化したものがNordic Journal of Aestheticsに掲載予定である。このように、A,B,Cにまたがって研究を進めている。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
上述の通り、5ヵ年計画の1年目に、すでにAとBにまたがる成果を出すことができている。その研究成果は、論文や書籍によって公開されている。
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| Strategy for Future Research Activity |
本研究は順調に遂行されている。A,B,Cの3つの研究計画の細目を適宜往還しながら、理論全体を深めていくことが今後目指されるべきである。具体的には、2年目にはすでに1件の学会報告、および書籍の企画が進行しているので、これらを進めていく。また、都市をめぐる研究者たちとの領域横断的なワークショップの企画を進めて、2年目の終わり、遅くとも3年目には実施をしたいと考えている。この準備も進める。
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