| Project/Area Number |
24K17417
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Review Section |
Basic Section 23030:Architectural planning and city planning-related
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| Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
青木 嵩 大阪大学, 大学院工学研究科, 助教 (70908798)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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| Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2025: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2024: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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| Keywords | コンパクトシティ / 縮小都市 / 都市のスポンジ化 / GIS / 適散適集 / 施設計画 |
| Outline of Research at the Start |
本研究は,人口減少時代の大都市圏の再生を目指し,都市圏単位でのコンパクト化と都市のスポンジ化に着目する.そして隣接する自治体間の共創による,リニア型コンパクトシティの形成と低密度/低未利用地の転用を用いた適散適集の都市構造への転換が重要と考え,本モデルの有効性と可能性を検証する.GIS/ビッグデータによる空間分析とヒアリングを伴う政策的考察から,コンパクトシティ論と縮小都市論において「リニア型のコンパクト化」と「相互連携に伴うスポンジ化の有効活用の可能性」の視点を提示することを目指す.
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| Outline of Annual Research Achievements |
2024年度は、主にデータ整備と鉄道沿線を軸としたリニア型のコンパクト性の算出およびリニア型の都市構造形成に資する調査を行った。また本研究はシュリンキングシティ(縮小都市)の文脈に該当する研究でもあることから、先行的事例であるドイツ・ベルリン圏域における縮小都市とその再生過程の視察も同時に実施した。その際、コンパクトシティを世界的に広めた権威でもあるMike Jenks氏(Oxford Brookes University)ともお会いし、先進諸国におけるコンパクトシティについて意見交換を行った。 データ整備に関しては、GIS(地理統計システム)にて用いる各種データを収集している。主には500mメッシュ単位での人口動態、世帯構成、建物密度、建物種別の立地分布である。そのうえで鉄道沿線を軸としたコンパクト化指標に資するバッファ範囲を求めている。この点がやや難航し、適切な算出手法の確立および評価にやや遅れが生じている。その反面、大都市圏における都市のスポンジ化の経年変化とそれに伴うスポンジの穴(=低密度化地域)の変容過程を明らかにしている。加えて鉄道沿線を軸とした市町村連携に関わる調査を進めており、本件に関しては2025年度の建築学会近畿支部で一部調査報告を行う予定である。 なお都市のスポンジ化の変容に関わる分析結果、鉄道を軸としたコンパクト性の算出手法に関する調査・分析結果についても、同じく2025年度に国際学会で報告予定である。一部、現時点での分析結果については、International Research Forum2025(ベトナム・ハノイにて3月開催)で報告している。 これらの調査結果は、これまでのコンパクトシティ政策に対して新たな視座を与え、より持続的な都市構造を形成するのに役立ちうると考える。2025年度を通して本手法の評価並びに政策視点への転用可能性を探る。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
データ整備および取得に煩雑な手続きが必要となり、コンパクト性の算出手法を確立するのに遅れが生じてしまった。また本研究課題に関心を持ってくださった鉄道会社との共同研究の在り方を探る機会もいただいたが、それがかえってNDA契約等のやり取りが必要となり、こうした手間に時間を割く必要が生じてしまった。
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| Strategy for Future Research Activity |
データ整備は一通り終了したため、これからはPH1の算出手法ならびにPH2のスポンジ化の実態に関する調査・分析結果の報告を国内外で実施していく。先立っては、4月末に韓国・ソウル、7月上旬にトルコ・イスタンブール、10月にアメリカ・アーバインで報告予定である。 そのうえで生活行動圏分析を人流データを用いて行うほか、PH3のリニア型コンパクト性の評価を京阪神都市圏を対象に実施する。本年度下半期は、コンパクトモデルの評価に加えて政策分析を見据えたヒアリング・アンケートのプロトタイプを作成していく。この時、事前資料として立地適正化計画に関する資料等を収集する。
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