| Project/Area Number |
24K17423
|
| Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
|
| Allocation Type | Multi-year Fund |
| Review Section |
Basic Section 23030:Architectural planning and city planning-related
|
| Research Institution | Kogakuin University |
Principal Investigator |
藤井 里咲 工学院大学, 建築学部, 准教授 (90849530)
|
| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2028-03-31
|
| Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
|
| Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2027: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2026: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2024: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
|
| Keywords | 保育所 / 満足度 / 働く場 / 建築的工夫 / 保育空間 / 保育施設 / 保育士 / 施設計画 / アンケート / 観察調査 |
| Outline of Research at the Start |
保育施設にまつわる政策・制度は、社会動向や多くの研究を背景に変化してきたが、保育士の働く環境としての見直しや改善は殆ど行われてこなかった。結果として、保育士の休憩場所や大人用トイレ、管理スペースの不足等、働く環境として早急に解決すべき課題が多く残されている。本研究では、保育士の働く環境という視点から保育施設計画要件を再検討することを目的とする。調査手法として、アンケートと図面分析による量的調査、保育士の負担感を明らかにするためのインタビュー・観察調査を行うことで、働く環境として、保育施設の設えにはどのような建築的工夫や改善が必要となるのか、具体的な手法・数値として提案する。
|
| Outline of Annual Research Achievements |
研究の1年目にあたる2024年度は、研究を実施するにあたり必要な環境の整備を行い、調査研究を実施、学会発表を行った。 保育施設にまつわる政策・制度は、社会動向や多くの研究を背景に変化してきたが、保育士の働く環境としての見直しや改善は殆ど行われてこなかった。結果として、保育士の休憩場所や大人用トイレ、管理スペースの不足等、働く環境として早急に解決すべき課題が多く残されている。本研究では、保育士の働く環境という視点から保育施設計画要件を再検討することを目的としている。そこで、働く環境として保育所を捉えた場合に、建築的にどのような課題があるのか明らかにするため、アンケート調査を実施し、学会にてその報告を行った。 本調査では、管理スペースや休憩場所に対する満足度、大人用トイレ、落ち着ける空間などに着目したが、結果として、保育室より管理スペースに対する広さ満足度が低い傾向にあるなど、子ども一人当たり面積だけでなく、管理に使用する面積にも課題があることが分かった。また、主な休憩場所と落ち着ける場所について、共に事務室・教員室が最も多かったが、主な休憩場所と落ち着ける場所が一致しない傾向にあり、休憩場所が落ち着ける場所としての役割を担っていないことが明らかとなった。加えて、働く場所として保育所に求める建築的工夫を聞いたところ、休憩に適した空間の設置を希望した施設が最も多く、保育士が体調不良になった際に休める空間や、ノンコンタクトタイムを取れるような休憩室の設置が求められていることが分かった。 アンケート調査より、以上のようなことが把握できたため、今後は、具体的に保育士や職員の働く環境としての満足度の高い施設の建築的工夫やその背景などを明らかにする必要がある。
|
| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1年目は、働く環境から見た保育施設の建築的課題に関するアンケート調査の分析を行う予定としていた。予定どおり、分析を行い、結果を学会にて報告できたため、順調に進展している。ただ、アンケート調査をもとに、複数の施設にインタビュー調査に行くことを更なる目標としていたが、インタビュー調査までは行うことができなかった。
|
| Strategy for Future Research Activity |
2年目は、1年目のアンケート調査の結果をもとに、質問項目を再度検討し、立地や保育需要、障害児の受け入れの有無などから対象施設を選抜し、より具体的な課題を把握するためのアンケート調査を実施する予定である。また、建築的工夫を明らかにするため、アンケートの分析に加え、施設の図面分析も実施する予定である。こうした結果をもとに、建築的課題と工夫をまとめる。 2年目のアンケート調査が大きな量的調査となるため、3年目以降は、2年目の調査をもとに、ご協力施設にインタビュー調査を実施し、観察調査も行う予定としている。観察調査に関しては、ご協力施設の有無や内容により調査方法を検討する予定である。
|