Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
本研究の目的は、日本のカフェ・喫茶における障害者福祉実践の意義を、障害者(利用者)、地域住民(顧客)、支援者の視点から明らかにすることで、障害者と地域とのつながりを形成する支援実践について示唆を得ることである。カフェ・喫茶という地域社会・住民との関わりが必須となる事業形態に焦点をあてることで、障害者と地域とのつながりを形成する実践への手がかりを得ることができるのではないかと考える。具体的には、カフェ・喫茶で働く障害者、支援者、そこを訪れる地域住民の三者に対して、事業所単位での質的・量的調査を行うことによって、上述した目的の達成を目指す。