Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
宇宙開闢直後の急激な加速膨張期(インフレーション期)に生成された原始揺らぎが小スケールに於いて示す振る舞いは未だ不明な点が多く,揺らぎの非摂動効果を適切に取り入れた解析が欠かせない。本研究では,インフレーションの確率形式と呼ばれる定式化を駆使し,場のダイナミクスが厳密に解ける場合を列挙する。特に,揺らぎの分布関数や相関関数といった統計量の可能な解析的表式をすべて網羅する。これら厳密解を適切な揺らぎ生成模型に適用し,非摂動効果を含んだ揺らぎの様相を解析的に理解することを目指す。