Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
高ナトリウム環境はマクロファージの炎症を促進するがその分子機構は未解明である。申請者のCRISPRスクリーニングにより、小胞体ストレスが高ナトリウム応答経路の候補として同定された。本研究では、in vitroとin vivoの両面から小胞体ストレスを中心にマクロファージの高ナトリウム応答機構を解明する。具体的には、1) 骨髄由来マクロファージを用いた分子生物学的解析、2) マクロファージ特異的小胞体ストレス分子欠損マウスの表現型解析を行う。本研究の成果は、ナトリウムという新しい観点からの炎症機構の解明、また塩分過多が健康に及ぼす影響を解明する一助になると期待される。
