Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
EGFR活性型遺伝子変異は非小細胞肺がんのドライバー遺伝子として同定された遺伝子で、EGFRチロシンキナーゼ阻害剤（EGFR-TKI）が有効な治療法として確立されているが、他がん種での十分な検討は行われていない。本研究では、EGFR-kinase domain duplication変異がんに対するEGFR-TKIの有効性を臓器横断的にがん細胞株および患者由来がんモデルを用いて前臨床研究を立案する。本研究成果からEGFR-kinase domain duplication変異を有する固形がんに有効なEGFR-TKIを探索し、ドラックリポジショニングによる医師主導治験を立案し、がん種横断的な保険適応の実現を目指す。
