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資源の活用を促す養護教諭のコーディネーションモデルの研究

Research Project

Project/Area Number 25906003
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 社会学・心理学
Research InstitutionUniversity of Tsukuba

Principal Investigator

相樂 直子  筑波大学, 附属高等学校, 養護教諭

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2013: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Keywords資源 / コーディネーション / 養護教諭
Research Abstract

1 目的
子どもたちの心身の健康問題へ対応するため、学校ではチームを形成し、養護教諭はチームのコーディネーターを担う必要がある。コーディネーターは、生徒の資源の活用を促進することが重要な役割である。本研究では、援助の当事者である生徒本人が参加したチームを対象に、「生徒の資源の活用を促す養護教諭のコーディネーションモデル」を生成し、モデルの実践的有効性および信頼性の検討を行うことを目的とする。
2 方法
(1)「養護教諭をコーディネーターとしたチーム援助の事例」、および「生徒の問題への取り組みにおける資源の活用」を検討した結果を統合し、養護教諭によるコーディネーションの仮説モデルを生成する。
(2)2つの高校の養護教諭に、仮説モデルを活用した実践を行ってもらい、モデルの実施状況について半構造化面接を行う。
(3)実践当事者ではない高校養護教諭6名、養護教諭養成の大学教員2名、計8名を対象に, モデルの信頼性に関して個別の半構造化面接を行う。
3 成果
5つのステップ(①生徒の問題状況および資源の把握、②生徒の主体的な取り組みの意識付け、③生徒参加のチーム形成、④生徒の主体的な取り組みの活性化、⑤生徒による振り返りと見通しの共有)からなる仮説モデルが生成された。仮説モデルを活用した実践では、2校ともほぼモデルに沿った実践が行われ、養護教諭から「見通しをもって生徒にかかわることができた」、「生徒の自助資源の活用を意識的に行うことができた」などの回答が得られた。8名を対象とした半構造化面接では、全員が「ステップ1からステップ3は養護教諭が普段行っていることを明確化している」、「ステップ4とステップ5は生徒の発達を促す重要なかかわりである」といった回答が得られた。以上のことから、本研究で構築したモデルについて、一定の実践的有効性および信頼性が得られたことが示唆された。

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All 2014 2013

All Presentation (2 results)

  • [Presentation] 養護教諭による生徒の資源の活用を促すコーディネーションモデルの実践的有効性の検証2014

    • Author(s)
      相樂 直子
    • Organizer
      日本学校健康相談学会
    • Place of Presentation
      聖母大学
    • Year and Date
      2014-03-15
    • Related Report
      2013 Annual Research Report
  • [Presentation] 養護教諭による生徒の資源の活用を促すコーディネーションモデルの検討2013

    • Author(s)
      相樂 直子
    • Organizer
      日本学校心理士会
    • Place of Presentation
      九州産業大学
    • Year and Date
      2013-08-11
    • Related Report
      2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-05-15   Modified: 2019-07-29  

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