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中学生のスマートフォン利用の実態調査及び対策についての研究

Research Project

Project/Area Number 25906004
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 社会学・心理学
Research Institution寝屋川市立第二中学校

Principal Investigator

冨田 幸子  寝屋川市立第六中学校, 教諭

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2013: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Keywords携帯電話 / スマートフォン / ネット依存
Research Abstract

子どもたちのスマートフォン(以下スマホ)使用調査の結果、その普及が予想以上に早いことがわかった。そこで、今度は、中高生に調査の幅を広げた。2013年7月の兵庫県での1987人の調査では男子生徒の85.0%、女子生徒の87.1%がスマホを所持していた。
まず、不所持、ガラケー所持、スマホ所持で生徒の生活習慣等がどう違うか比較した。スマホ所持の生徒なちは「就寝時刻が遅い」「イライラしている」「勉強に自信がない」ことがわかった。特に勉強に自信がないと答える生徒については、その傾向が著しい。「勉強に自信がない」と答えるのは、不所持22.1%、ガラケー所持25.2%に対して、スマホ所持46.4%と有意差があった。広島県、兵庫県、大阪府等の中高生対象のインタビュー調査でこのアンケート結果を提示し、意見を求めると「LINEとパズドラ(パズル&ドラゴンズ)の影響だろう」「寝落ちするまでLINE」「パズドラははまったらなかなかやめられない」等、スマホならではの問題を指摘する声が多かった。
さらにガラケー所持とスマホ所持の携帯電話の使用状況の比較を行った。スマホ所持は「SNSでけんかしたことが多い」「ゲームで課金したことが多い」「親に何度も説教されている」「個人情報を拡散された経験が多い」という結果であった。インタビュー調査では、「スマホはいろいろなことが簡単にできるので、課金とかしてしまう」「LINEは簡単に何でも書けたり写真とか動画を簡単にアップしたりすることができるのでトラブルも多い」等の声が聞かれた。
今回の研究から、スマホ所持生徒の生活状況が他と比べていい状況ではないことがわかった。さらに機器の活用面でも危険なことがおおいことがわかった。スマホはまだ新しい機器であるので、使い方について啓発が必要であることが指摘できる。特に、子どもたち自身に賢い使い方を考えさせる等の取り組みが急務である。

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report

Research Products

(1 results)

All 2013

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 兵庫県立大学における高大連携ピア・サポート1~高校生自身による全校集会用情報モラル映像教材づくりを支援して~2013

    • Author(s)
      下木なつみ 冨田幸子, ら
    • Organizer
      日本ピア・サポート学会
    • Place of Presentation
      大阪教育大学天王寺学舎
    • Year and Date
      2013-10-14
    • Related Report
      2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-05-15   Modified: 2019-07-29  

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