生活科・総合的学習の地域教材開発による教師の実践的指導力の向上ということで、特に生活科において実践指導力の向上にあたる実践を行ってきた。狭い校地を利用しながら、特に「ひょうたん」に焦点を当て実践の活動の中心と据えた。この活動の中では、保護者との連携、庁務員の先生との連携、子どもたちとの連携に重点のおき活動を行ってきたことにより、地域教材を教材開発していくときの教師の実践の立場、行動の連携など活動の周辺での連携が必要であることが分かった。このことは、教師の実践的指導力の土台になることであるという点を実践で感じられたことは大きな意義のあることであると考えられる。このひょうたんの経験を通して、教師としての実践力との向上と共に児童の体験の中に活動をどう位置づけていくのかにおいて学習面での継続性、工夫の仕方などが今後の課題として残った。今後はさらなる連携を考え課題点をすえた研究を行っていく。
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