英語教育へ向けた小・中接続カリキュラムに関する基礎研究-台北の英語教育を中心に-
Project/Area Number |
25908004
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教科教育学Ⅰ(文科系)
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Research Institution | Kagoshima University |
Principal Investigator |
有馬 綾一 鹿児島県鹿屋市教育委員会学校教育課, 鹿児島県鹿屋市教育委員会, 指導主事/教育行政
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2014-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2013: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
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Keywords | 英語教育の高度化 / 教育課程編成 / 双方向的な教授法 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成21年度から、教育課程特例校の認定を受け、鹿屋市は小学校外国語活動と中学校英語科の円滑な接続について実践・研究を行ってきた。その結果、諸調査において、本市の中学生は、県が設定している到達目標を年々上回ってきている。 そこで、この実践研究を基盤に、計画的かつ継続的な帯学習を取り入れ、指導の充実を図るとともに、小・中・高のより高度な接続について実践研究を進める。 そのために、小・中・高等学校教職員の協同による「読む」「書く」に関する教材開発を通して系統的な指導の充実を図る。 さらに、パフォーマンス評価を活用することにより学習到達目標が明確化され、指導と評価の一体化を図った授業の展開が可能となると考える。 台北における英語教育カリキュラムに関する調査研究を基に英語教育の高度化を図る。 2003年(平成15年)に全国で完全実施された「国民中小九年一貫程綱要」に基づいて、台湾全国の小・中学校では一つの「カリキュラムガイドライン」を使用して、各学校で教育課程編成を行っている。台湾の現状は、日本の英語教育における教育課程編成に対して新たな知見や課題に対する様々な示唆を与えるものと考える。 国立台北教育大学・台北市大直高級中学校における授業参観及び、意見交換会を通して以下のような英語教育推進の取組が分かった ① 台北市内では、ガイドラインに沿って、市の考えに基づき週2時間から週3時間の英語の授業を実施 ② 「~ができる」という形で具体的に示した能力指標の提示 ③ 双方向的な教授法取り入れ、実際に英語を用いて理解・表現することにより、児童・生徒の英語学習の効果を高める英語による授業を実施 ④ 児童・生徒の発達段階を考慮した系統性のある学習内容
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Report
(1 results)
Research Products
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