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児童が地域社会に参画することができるようになる教材の開発~まちづくりの視点から~

Research Project

Project/Area Number 25908017
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 教科教育学Ⅰ(文科系)
Research InstitutionKagawa University

Principal Investigator

河田 祥司  香川大学, 教育学部附属高松小学校, 教諭

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2013: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Keywords社会参画 / まちづくり / 小学校教育
Research Abstract

近年, 日本の自治体でも都市ブランディングなどの試みが急増している。それぞれの地域の特色を見い出しその土地に合った文化や風土を生かすことの大切さが再確認されてきた証拠でもある。特に, 東日本大震災を経て, 人と人・人とまち・人と自然等をつなぐ方策の創出に向けて, ニーズが高まっている。同時に, 多様な結びつきの中で, 自分の住んでいる地域や国に対する愛情や誇りを醸成する日本(地域)独自のデザインを明らかにすることが, 今後ますます求められる。これらの課題に対し, 性急に成人を対象として解決を図ろうとせず, 未来の社会を担う子どもたちへの教育, 特に初等教育を通してどのように解決を図るかを考え, 明らかにしていこうと考えた。
まず, 児童がまちをデザインしたくなる状況を作るために, 衰退する商店街を場として選んだ。子どもたちがこのまちをどうにかしたいと思うようにし, 専門的なまちの見方や考え方を身に付ける必要が生まれるようにした。
次に, まちをデザインするための知識を得られるように, 専門家と協働して教材(テキスト)を作成し, まちの専門的な見方や考え方を養えるように2時間の授業実践を行った。ここでは, まちの賑わいを創出するためには, 「連続性」「アンカー」の2つの理論を用いることの大切さ, 有効性を成功事例から学べるようにした。
最後に, 育まれた見方や考え方を生かせるように, 地域や行政と協働してまちづくりを進めていけるようにした。地域との結びつきの中で, 子どもに参画・協働する経験を積めるようにすることで, さらなるまちへの見方や考え方を育み, 将来的に(持続的に)社会に参画していこうとする意欲を高めることができた。
本研究では, 教員と専門家, 地域の人と協働して教材作りを進めてきた。しかし, まだ1事例である。まちをデザインしていけるようにするための理論部分を明らかにし, 「まちの教科書(仮称)」としてまとめ, 普及できるようにしていきたい。

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-05-15   Modified: 2020-05-15  

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