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デジタルデバイスを活用した視覚障害や知的障害のある児童生徒の視覚認知の評価

Research Project

Project/Area Number 25911008
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 特別支援教育
Research Institution大分県立日出支援学校

Principal Investigator

小中 雅文  大分県立日出支援学校, 公立特別支援学校教諭

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2013: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Keywordsデジタルデバイス / 視覚認知 / 知的障害
Research Abstract

1. 研究の目的
本研究は、支援の必要な児童生徒の視覚認知に関するデジタルデバイスによる評価課題を作成することを目的としている。
2. 研究方法
対象児 : 特別支援学校(知的障害)中学部生徒11名に協力を求めた。
方法 : デジタルデバイス(iPad2)、プレゼンテーションソフト(Keynote)により①ドットタッチ課題、②視覚探索課題1、③視覚探索課題2、④数当て課題を作成し対象児に実施した。①は画面上に提示される5個のドット(黒色、直径約10mm)を順にタップしていくものである。配置は規則的配置、不規則的配置の2種類である。②は縦約29mm、横約39mm間隔の5×5のグリッド上の合計25個の正方形(1辺約10mm)及び円(直径約10mm)から円(1~2個)を探すものである。図形は共に黒色の面図形である。③は②と同様の課題であるが、正方形、円ともに線図形(太さ約0.5mm)である。④は画面上に提示される4~8個のドット(直径約10mm)を目で数え、その個数を答えるものである。配置は規則的配置と不規則的配置の2種類であった。
3. 研究成果
本研究ではデジタルデバイスの使用で生徒の動機づけは高かった。①ではタップの順序から生徒の視覚走査の傾向を伺うことができると思われた。生徒はタップしたドットに近いドットを選んでいく傾向が見られた。また、すべてタップせずドットを見落とす者もいた。②ではどの生徒も間違うことなく実施できたが所要時間には個人差が見られ、視覚―運動協応動作の要因が考えられた。②③では対象児の所要時間の差は見られなかったが、図形による認知の違いを見るために必要と考えられた。④ではドットの数え落とし等が見られることがあった。これらの結果により、本研究の課題は、視覚走査、注意のシフト、視覚探索、カウンティングなどの視覚認知に関する評価ができることが示された。

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-05-15   Modified: 2019-07-29  

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