ネットワーク型教材データベースの発展および教材開発の研究
Project/Area Number |
25913006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
数学
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Research Institution | 北海道札幌旭丘高等学校 |
Principal Investigator |
中村 文則 北海道札幌旭丘高等学校, 教員
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2014-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
Fiscal Year 2013: ¥700,000 (Direct Cost: ¥700,000)
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Keywords | データベース / 数学のいずみ / ワークショップ |
Research Abstract |
1研究目的 ネットワーク型データベース「数学のいずみ」を発信源とし、数学教育情報および研究の蓄積・活用を進める。また保守・管理と並行して双方向の対話型システムの開発を目指す。 2研究方法 数学分野の系統のつなぎとなる研究成果をホームページ上で公開し情報の共有化を図る。また、研究会・講演会を開催し教材の知識とその理解を共通化し現場での実践を促す。 3研究成果 研究会やホームページ上で募集した実践・論文はデータベース化して「数学のいずみ」上で公開。研究代表者は以下の4テーマを執筆・発表し現場の「あいのり」をお願いした。 ・「数学の小手技」は教材へのアプローチを多角的に捉え日々の授業風景をまとめる。 ・「メイクる数学」は簡単な教具作りを通し目で見て手で触って理解することを試みる。 ・「Math template」は原理・公式・思考を体系的に整理しスケッチ風に図として描く。 ・「不思議数との出会いの覚書」は1つの数の話題から数学の楽しさや興味を引き出す。 また「すいの体積の公式の理解」に関する講演会を主催した。講師を招聘し、角すいの積み木教具を参加者に無料配布してワークショップ形式で解説・論議を交え理解を深めた。研究代表者は立体万華鏡「カライドサイクル」を折り紙で折り数理的仕組みを紹介した。データベース上に蓄積したこれらの研究を、連携して現場で役立てるためにシステムの改良を重ねた。OS (windows XP)のサポート終了、ブラウザ(IE)の脆弱性に対応するとともに、今後予想されるIT問題に対してもシステムが堅牢であり、分かりやすく、安全であり、現場の教育資産を保存・管理・運用ができる体制を目指し、さらに研究を進めていく。
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Report
(1 results)
Research Products
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