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マイクロデバイスにおける効果的な光触媒の固定と実験システムの構築

Research Project

Project/Area Number 25915010
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 化学
Research InstitutionOita University

Principal Investigator

熊迫 博文  大分大学, 工学部, 技術職員

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Fiscal Year 2013: ¥500,000 (Direct Cost: ¥500,000)
Keywordsマイクロデバイス / 光触媒 / ゾル・ゲル
Research Abstract

細管中に光触媒を様々な形態で固定し、これをマイクロリアクターとした低コスト小型計測システムの作製を行った。以下の研究は特殊な装置、有害物質を使用しないよう心がけた。
細管中の光触媒は酸化チタンゾル(酢酸ゾル・ゲル)やゲルを用い、その表面積の増大に微小ビーズや熱線による塗り重ねをし、単純コーティングと比較して飛躍的に反応性が高まった。コストパフォーマンスは熱線による手法(スチロールカッターを流用する)が優れており、簡単に固定できた。色素溶液は、注射器ピストン自重(または加重)による送液で、送液はじめが加圧状態であるため流速の安定のためには、細管の廃液チューブにコックを置き、その開閉度で流速を決定した。紫外線供給のためのLEDは375nm、1mW程度で充分作用し、電池またはACアダプタを使った。実際の色変化はメチレンブルーの水やアルコール溶液・添加剤(犠牲剤)として糖を加えその反応(色変化)を10~30秒程度でパソコン画面上にリアルタイムに見ることができる。設定した時間に撮影して、紫外線の強度、色素、アルコールおよび糖の濃度依存性も精度良く確認できた。
廃液も紙などに取り込めるため実質廃液0で使用できる。実験精度はカメラ性能に依存するが、安価なwebカメラでも実験できる。またデジタルデータの取得は、小さく画素を切り取った上で、輝度、RGB、HSLなどをフリーソフト等を使って算出した。
以上は、誰でも簡単に構築でき、光触媒反応を個人で、または大きく映し出して多くの人が同時に観察できる、教材としても有用なものが完成した。

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

All 2014

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 細管中への光触媒固定法と固・液体色素の反応2014

    • Author(s)
      熊迫 博文
    • Organizer
      平成25年度 九州地区総合技術研究会
    • Place of Presentation
      長崎大学(長崎県長崎市)
    • Year and Date
      2014-03-19
    • Related Report
      2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-05-15   Modified: 2019-07-29  

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