科学教育の国際交流・国際協力に向けた実験教材の開発とその実践的研究
Project/Area Number |
25915015
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
化学
|
Research Institution | Nagaoka University of Technology |
Principal Investigator |
宮 正光 長岡技術科学大学, 技術支援センター, 技術専門職員
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2014-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
|
Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2013: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
|
Keywords | 海外出前実験 / 科学教育 / 国際交流 |
Research Abstract |
科学教育の国際交流・国際協力を目的に、マレーシアのコミュニティーセンター、小学校の以下の2機関で科学工作教室を開催した。 ① UEM SUNRISE FUNZONEコミュニティーセンター/H.25.8.19(月)児童26名、スタッフ9名 ② SEKOLAH KEBANGSAAN KUALA PILAH小学校/H.25.8.22(木)児童5学年64名、教員10名 実施テーマは、表面反射鏡を使用した本格的な「手づくりビー玉万華鏡」である。本物志向による万華鏡で、大きな感動体験を得て貰おうと選定した。期待通り、綺麗、不思議の声があがり、子ども達の好奇心あふれる反応は日本での教室と同じであった。完成後は鏡を使った反射実験を行うことで、工作と学びとの連携を図った。参加者の多くの子ども達は、ビー玉万華鏡を初めて見た、初めて作った、とのことで大きな感動体験となったようである。鏡の反射を利用した万華鏡の仕組みを理解出来、完成品は宝物となったことであろう。鏡の不思議の実物に触れて感じたことで「科学原体験」と成ってくれたものと思う。 手づくりの科学教育教材の普及を願って、各会場でコミュニティーセンター職員、小学校教員の方を対象にした指導者講習会を別途実施した。ストローを使った簡単科学工作3種(ストローロケット、紙とんぼ、飛行リング)を紹介した。簡単工作であることから、実際の教材利用の手応えを感じた。 MJIIT(マレーシア日本国際工科院)に訪問し、マレーシアにおける日本型工学系教育の現状について調査した。加えて、初等教育における理工系人材育成に関する情報収集を行い、今後の海外出前実験の活動に対するご意見を伺い多くの知見を得た。
|
Report
(1 results)
Research Products
(2 results)