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ジュラ紀の化石をモデルとした地域の自然史資料の教材化に関する研究

Research Project

Project/Area Number 25916004
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 地球惑星科学
Research InstitutionIbaraki Nature Museum

Principal Investigator

滝本 秀夫  ミュージアムパーク茨城県自然博物館, 資料課, 課長

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Fiscal Year 2013: ¥400,000 (Direct Cost: ¥400,000)
Keywords教育プログラム / デジタル教材 / 地層・化石
Research Abstract

南相馬市周辺に分布する相馬中村層群から産出した植物、アンモナイト、放散虫の化石についての情報を集約し、それらを基にした主に中学生向けの学習プログラムを作成することができた。このプログラムはパソコン及びタブレット端末で使用するデジタル教材で、メインメニューから「地層」「化石」「岩石」の項目を選び、そこからさらに詳しい内容について学習を進めていくものである。プログラムに使用した写真は、地元の地層とそこから発見された化石を撮影したものであり、それらについての研究成果もできる限りわかりやすくして載せている。プログラムの作成にあたっては、試行版の段階で地元の小中学校で理科を担当する先生方に利用してもらい改善点をあげてもらった。その後、それらの意見を参考により現場にあったプログラムを完成することができた。
このプログラムの特徴は、最先端の研究成果をわかりやすく盛り込んでいることと、資料が地元のもので構成されていることである。このことにより、単に地層や化石の学習をするだけでなく、子どもたちが郷土の自然を理解し、それらを誇りに感じることができるようになることが期待できる。また、現場の先生からは、原発事故の影響により野外活動ができない南相馬市内の学校において、地層の観察などの授業を補うものとして利用できることを望んでいるとの意見をいただいた。
このプログラムは他の地域で地元の資料を材料とした教材を作成する際のモデルとして利用されることも期待できる発展性ももっている。

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report

Research Products

(1 results)

All 2014

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 植物化石を題材とした学習ソフトの作成について2014

    • Author(s)
      滝本 秀夫
    • Organizer
      古植物研究会
    • Place of Presentation
      中央大学理工学部
    • Year and Date
      2014-03-08
    • Related Report
      2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-05-15   Modified: 2019-07-29  

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