• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

ICカードとNFC対応スマートフォンを使った認証システム提供時における安全性の検

Research Project

Project/Area Number 25919006
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 工学Ⅱ-B(情報系)
Research InstitutionTokyo University of Marine Science and Technology

Principal Investigator

清水 さや子  国立大学法人東京海洋大学, 情報処理センター, 技術専門職員

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2013: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
KeywordsICカード / NFC / 認証
Research Abstract

【研究目的】組織で専用のICカードを導入する際, 発行や管理に関するコストが大きな課題となる. そこで, 専用のICカードを発行しなくても, 自身が保持する商用のICカード(以下, 一般カードとする)やNFC搭載のスマートフォン等を使って, 入退館や情報システムを利用できるよう, 安全性と利用可能性の検証を行う. ICカードは, FeliCaタイプ(Suica等), TypeA (TASPO等), TypeB(運転免許証等)など, 複数のタイプが存在する. 本研究では, これらの複数のタイプにも対応するシステムとして検証を行う.
【研究方法】一般カードやNFC搭載のスマホ等では, 暗号領域を使用することや新たに鍵情報などを格納することができないため, 読み取り可能な領域を使用する. カードタイプごとにデータの格納情報が異なるため, タイプごとに, 格納情報や読み取り可能領域等の分析を行う. 利用するシステムは, セキュリティレベルを階層化し, 要求されるレベルに合わせた認証方法を検討する. セキュリティレベルが比較的低いシステムでは, 読み取り可能な領域だけを認証情報に使用するが, セキュリティレベルが高いシステムでは, 読み取り可能な領域からパスワードに代わるものを生成し, それを認証に使用する. これらに基づき, システムの試作を行い, カードのタイプごとに検証を行った.
【研究成果】一般カードは, カードタイプに関わらず, セキュリティレベルに応じた認証方法により, ある程度の安全性が確保されることが分かった. これにより, 専用のICカードを発行しなくても, ユーザが日々利用しているICカードやNFC対応の電子機器を使用し, セキュリティレベルに応じたサービスを提供することで, 組織全体としては, 安全性・利便性の向上につながることが期待されると考える.

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-05-15   Modified: 2020-05-15  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi