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障がい者グループによるユニバーサルデザインの視点でのつくり込みの特性について

Research Project

Project/Area Number 25920002
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 工学Ⅲ(土木・建築工学系)
Research Institution穴吹デザイン専門学校

Principal Investigator

松尾 兆郎  穴吹デザイン専門学校, 専修学校講師

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Project Status Adopted (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥100,000 (Direct Cost: ¥100,000)
Fiscal Year 2013: ¥100,000 (Direct Cost: ¥100,000)
Keywordsユニバーサルデザイン / 障がい者 / 歩行環境
Research Abstract

本研究では、市街地歩行環境を対象とし、グループとして健常者と同等の五感の能力を有する視覚障がい者、聴覚障がい者、車いす使用者の障がい者グループと、健常者のグループの各3名が、それぞれ主体となってほぼ同じプロセスに沿って、UDの視点で「つくり込み」を行うという実験を行った。各グループの提案に対し、内容の「着眼点」とユニバーサルデザインの7原則に照らした「配慮ポイント」を比較し、障がい者グループによるつくり込みの特性を明らかにし、今後の健常者によるつくり込みへ活かすことを目的とした。
1、視覚障がい者への音(聴覚)による配慮があり、個人の日常の問題点からの視点があった。
健常者によるつくり込みでは、特に視覚障がいへの配慮を意識していくことが大切である。障がい当事者の日常の不便さを理解すること、例えば、疑似体験だけでなくつくり込みの作業中、常に意識できる状況をつくることが必要と思われる。
2、原則5(ミス・危険)への配慮不足があった。
「うっかりミスや危険につながらない・・」ことは、障がい者において配慮されにくい項目として注意したい。
そして、健常者によるつくり込みでは、見落とされがちであることが示唆された。
本研究は、つくり込み特性を得るための予備的実験と捉えている。得られた結果には、個人的経験・能力差の影響の問題が含まれており、今後は障がい者グループの例数を増やしていくことで、より信頼度の高い特性を得られるようにしたい。また、高齢者や子供、外国人、ベビーカーのグループについても同様の方法でつくり込みの特性を得ていきたい。

Report

(1 results)
  • 2012 Annual Research Report

Research Products

(1 results)

All 2014

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] 市街地歩行環境のユニバーサルデザインにおける障害者グループのつくり込み特性について2014

    • Author(s)
      松尾 兆郎
    • Organizer
      日本福祉のまちづくり学会
    • Place of Presentation
      近畿大学工学部(広島県)
    • Related Report
      2012 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-05-15   Modified: 2020-05-15  

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