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ヤンバルクイナの鳴き声検出によるモニタリング装置の開発

Research Project

Project/Area Number 25924012
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 生物学Ⅱ(動物)
Research InstitutionOkinawa National College of Technology

Principal Investigator

畑 亮次  独立行政法人国立高等専門学校機構 沖縄工業高等専門学校, 技術室, 技術専門職員

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2013: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Keywordsヤンバルクイナ / 音声解析 / FPGA
Research Abstract

本研究では, 沖縄本島やんばる地域の固有種であり, 国の天然記念物でもあるヤンバルクイナの特徴的な鳴き声に注目した「ヤンバルクイナの鳴き声検出によるモニタリング装置」の開発を行った. 生息状況の調査に必要となるモニタリング装置を実現するためには, 複数の装置をヤンバルクイナの生息密度が高いとされる地点や林道に設置する必要がある. モニタリング装置の開発には, 周波数解析などのデジタル信号処理を高速に行えるFPGAを使用する.
筆者らがこれまでに行ってきた自動販売機に設置したレコーダーによる録音データの解析で用いた鳴き声検出アルゴリズムをベースにして, FPGAに最適なアルゴリズムの検証を行った. FPGAに実装するにあたり, 鳴き声を検出するしきい値が環境音に大きく左右されるために, 改善が必要であることが分かった. 設置箇所でのデータ解析を行えるか太陽電池とバッテリーを用いた装置の稼働時間の検証を行った. ヤンバルクイナの生息地点は, 主に森林であるため, バッテリーの充電に必要な太陽光を木々に遮られ, 想定していた稼働時間が得られなかった。太陽電池を用いた方法では, 稼働時間が期待していたほど伸びないため別の方法が必要である. 対策として, モニタリングする時間を, ヤンバルクイナの活動時間に限定することにより, 稼働時間を延ばせればと考えている. 鳴き声のしきい値とモニタリング装置の稼働時間の対策を行いヤンバルクイナの生息域での調査を行っていく予定である.

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report

Research Products

(1 results)

All 2014

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] ヤンバルクイナの鳴き声検出によるモニタリング装置の開発2014

    • Author(s)
      畑 亮次
    • Organizer
      第9回情報技術研究会
    • Place of Presentation
      九州工業大学
    • Year and Date
      2014-03-18
    • Related Report
      2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-05-15   Modified: 2020-05-15  

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