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がん患者におけるオキシコドン製剤間の換算比の検証と換算比に影響を及ぼす因子の解析

Research Project

Project/Area Number 25928005
Research Category

Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field 薬学Ⅲ
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

大林 恭子  群馬大学, 医学部附属病院, 薬剤師

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Project Status Completed (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2013: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Keywordsオキシコドン / オピオイドローテーション / 換算比
Research Abstract

研究目的 : がん患者の速やかな疼痛緩和は必須かつ急務である。近年では、がん性疼痛緩和に対してのオピオイド製剤の選択幅が拡大し、患者の状態に即した使い分けができる環境が整いつつある。特にオキシコドンについては、本年より単剤の注射薬が初めて市販され、内服薬から注射薬へのローテーションが可能になった。添付文書では、内服薬から注射薬への換算比が1:0.75と記載されているが、現在のところ、オキシコドンにおいて、オピオイド受容体や病態などの個人差がどの程度換算比に影響を及ぼしているのかについては調べられていない。そこで、オキシコドン製剤間における換算比の検証と換算比に影響を与える可能性のある因子について調査を行うことにした。
研究方法 : 方法として、オキシコドン製剤を使用しているがん患者において、オピオイドローテーションを行った患者を抽出し、がん性疼痛コントロールが良好となった状態におけるオキシコドン製剤量、レスキュードーズの使用回数、患者背景(性別、年齢、がん腫、併用薬など)およびローテーションを行った理由を調査した。オキシコドン内服薬と注射薬量から換算比を求め、既存の換算比との比較を行う。疼痛の度合いの評価は、疼痛スケール評価表(Numerical Rating Scale : NRS)を用いた。意識が鮮明でないなど、自己評価できない場合には、看護師などの第三者による評価を用いた。
研究成果 : 未だオキシコドン製剤間(内服薬と注射薬)でのローテーション症例が不十分であるため、症例を収集しながら診療情報等の抽出を進めている。担当した症例で「仙骨骨肉腫による体性痛および神経障害性疼痛にオキシコドンが有効であった1例」をH26年4月19日の群馬緩和医療研究会において報告した。この症例においては内服薬から注射薬への換算比が1:0.75であり、添付文書通りであった。

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-05-15   Modified: 2020-05-15  

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