Project/Area Number |
25928012
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Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
薬学Ⅲ
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Research Institution | Hamamatsu University School of Medicine |
Principal Investigator |
久保野 尚子 浜松医科大学, 医学部附属病院, 薬剤師
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2014-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
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Budget Amount *help |
¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2013: ¥600,000 (Direct Cost: ¥600,000)
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Keywords | アムロジピン / 母乳移行 / 妊娠高血圧症候群 |
Research Abstract |
【研究目的】妊娠高血圧症候群患者におけるアムロジピンベシル酸塩の母乳移行について検討を始めた。その結果、インタビューフォームに記載されている成人高血圧症患者の約2倍の血中濃度であった。妊娠により循環血液量、血漿量増加による分布容積の増大や体脂肪の増加、血清総タンパク濃度、アルブミン濃度の低下が知られている。また、腎血流量の増加がある一方で、肝血流量の変化はないとの報告もある。授乳婦におけるアムロジピンベシル酸塩の血中濃度が高くなることの原因として、授乳婦における血漿タンパクとの結合能の変動あるいは代謝・排泄遅延に着目し、関連性を解明することを目的とする。 【研究方法】(1)血漿中アムロジピンの測定をLC/MS/MS法で測定する。(2)血漿中アムロジピンの蛋白結合率を算出する。(3)アムロジピン代謝物を測定する。(4)血中濃度に影響する因子の解析 【研究成果】31症例の血漿中アムロジピン濃度を測定した。アルブミン、肝機能、腎機能、体脂肪等との関連を検討し、薬物血中濃度に影響する因子の解析を行い、投稿準備中である。
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